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□小説@
9P
「だっ出せよ、勘弁してくれよ……」

「勘弁?冗談じゃない。オレはこれでも優しくしてやってるんだぜ」

九条は指を奥まで挿入し、田之上の内壁をこするように動かした。

「やっん…あっ…ああん、そこ…は……ダメ…だ、よせ…」

あきらかな田之上の欲情の声に、九条は楽しそうに指を動かし前立腺を刺激する。

「ここが、イクんだよ…」

田之上のペニスは素直に欲情に反応する。

(こんな、尻の穴に指つっこまれて、感じるなんて俺は…)

「2本目を簡単に咥えてくれるな田之上のお口は、もう欲しくて堪んねーじゃないの?」

「にっ2本も入れてるの……!」

田之上が少し顔を上げた所に、いつの間に用意したのか、四角いA4サイズほどの鏡が置かれおり、九条の指を咥えている自分の蕾が視界に入った。
それはもうグチョグチョに濡れ九条が指を動かすたびにひくひくと伸縮している。

「やっあぁぁぁー、いやだっ見たくない……見せるなぁ」

「なんでさ、田之上のここ。
すごくいいよ、オレの指おいしそうに咥えてくれてオレのモノもちゃーんと咥えてくれるだろうな」

田之上はもう、いっその事気でも失いたい気分だった。
だが、快楽はそうはさせてくれない。

鏡に写る別次元の感覚と、現実に自分がされている感覚が合わさり刺激が倍になる。

「んあっ…あっん…あっーー」

田之上は二度目の射精に息を乱した。

「そろそろいいか…」

九条は自分のペニスを取り出し田之上の蕾に押し当てる。
その様子が鏡に映し出され田之上の表情が変わる

「ひっ!よせ!やめろ!そんなもん入れる…!!」



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