兄弟の話(鉢屋と斉藤と久々知)*
※現パロ、会話文、ルームシェアシリーズ
「なんかこうやって3人でゆっくりするの久しぶりだねー」
「みんな実家帰ってたからなあ。三郎どうだった?実家」
「 別に、変わりねーよ」
「今年もお姉さんに振り回されたのか?」
「え、何その面白そうな話。兵助くん、詳しく!」
「三郎さ、5つ上のお姉さんがいるんだよ。でもその性格がわりと強烈でさ。この三郎がタジタジ」
「うっそー!!?」
「いや、本当。何だろうな、話を聞かないっていうか、唯我独尊?傍若無人?っいうのかな。ああいうの?」
「俺にきくな…」
「鉢屋くん…家では苦労してるんだね…」
「ちなみにおばさんも自由な感じ」
「女運がないんだね。だから兵助くんに…」
「おい、バナナ。調子にのってじゃねえぞ?」
「兵助くんの兄弟は?」
「俺?普通だよ。兄ちゃんと妹」
「仲良いの?」
「あーそうだな。兄ちゃんとは専攻が一緒だし、昔から趣味が合うんだ。だからわりと話したりするな」
「性格は似てないけどな、兄ちゃん社交的。弟人見知り」
「うるせ」
「あははー。あ、妹とは?」
「良くも悪くもないって感じかな。普通にウザいとか言われるし。二人で出かけたりとかは全然ないな」
「えーウザい?!兵助くんなら理想のお兄ちゃん、ってならないの?」
「兵助は真面目の出木杉くんだからな。いちいち面倒なんだよ、兄弟にいたら」
「なるほどねー。あー俺だったら劣等感とかもっちゃいそう。嫌かもー」
「お前ら本当遠慮ないのな。別にいいけど。斉藤は姉3人だっけ?」
「うえ、1人でもあれなのに3人?うーわー」
「でもうちは仲良いよ〜。遊びにも行くし、恋愛相談とかもするし」
「へえ、すごいな」
「でもよくカップルに間違えられるから、付き合ってる子とよく揉めたよ〜昨日腕組んでた子誰?!って」
「うわー…。あ、三郎もあったよな。そういうの」
「ああ、何回か知らない奴に喧嘩売られたことある。俺の女を盗んだのはお前か、って」
「逆パターンなんだね…ご愁傷さま…」
0112
三郎のオシャレはこのお姉ちゃんのご指導の賜物、とかそんな妄想
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