あつい話(タカ久々)
※現パロ
暑いなあ。でもねそれだけじゃないんだ。俺の躯を熱くさせるのはね、君だけなんだよ。
兵助くんの背中には汗が流れ落ち、それを拭い去るように体を愛撫する。じれったさからか兵助くんが俺の髪の毛を掴む。
「…斎藤」
まあまあ、ちょっと待ってよ。俺だってこの肥大化した自身を今すぐにでも快楽に誘ってあげたい。でもそれじゃつまらないじゃない。
兵助くんの腹をべろりと舐める、次に乳首を舌でねっとりと押し最後に軽く歯をたててやる。
「…はっ、はあ、ん」
兵助くんは焦らされる快楽にただ、声を押し殺し我慢をしているようだった。
「…斎藤…お前さっきからわざとだろ…」
「なにが」
「なにがって…」
その続きの言葉は言われなくても分かるけど、そこはあえてのスルー。
「なあに?」
「…もっと」
「いいの?」
そんな言葉とは裏腹に兵助くんの足を肩にのせる。兵助くんの顔は暗くて見えないけどきっと真っ赤なんだろうな。
「…いいよ。だから」
はやく
その言葉が俺の耳に届いたのと俺の自身が君の中に入ったのはどちらが早かったか、
一緒になろっか。汗も熱さもその熱い熱い君への思いもぜんぶぜんぶ。
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