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いっぱち物語(仮)

「クマ先生が居るなら大丈夫だとは思うけど、お前も気を付けろよ」

「んー?オレも狙われてたりすんの?」

「それはわかんねぇが、念の為だ。転校生に対する態度は評価されても、信者に対する態度は割と辛辣だからな、お前」

「あーねあーね、ついね、しゃーねーじゃん」

「しゃーなくても過激派の奴等の最終結論は制裁しか無ぇからな、く・れ・ぐ・れ・も!気を付けろよ!複数で来られたらテメェみてーなへなちょこ、一溜まりもねんだから。クマ先生もイッパチん事見ててくださいよ」

「張り付いてろと?教師として引率があんだが」

「やれる範囲でいいんで。まあ、これ付けててもクマ先生なら出来ますよ。よ!出来る男!」

「よ!やれる男!」

「知ってる。了解。」

イエーイ!サムとハイタッチしてたらクマさんがため息吐いた。バーローw






ええ匂いがしてきましたわ。

カレー作りはなかなか順調だった。怪我するやつもいたけど、手慣れてるやつもいたし。

一学年の一班ずつ、計三班でグループ作ってのカレー作りは、概ね交流もできてるし成功みたいだ。この企画押し進めちゃったオレ、マジ天才じゃね?マジ神童じゃね?

ちゅーか親衛隊問題もあるから、生徒会は生徒会で班組んでたのに余計なもんが居るしー…

カレー製作ちゅー、あのもじゃは見事なまでに態とらしードジっ子っぷりを発揮してくれやがった。皮を剥けば指を切り、材料切っても指を切り、紙皿触って指を切り、出血多量で死ねよ!と思いもしましたが、そこは貝のように黙してましたぞよ、私、ホホホ。………………………………………………死ねよ!(泣)

その傷を誰が舐めるかで悶着あって、味見で舌火傷したからって、その舌も誰が舐めるかで悶着あって、くだんねー事で争いやがって…

会長の馬鹿ちんこ!

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