いっぱち物語(仮)
17
「ははっ!んーな恥ずかしがんなくってもいいだろ。お前等の歳じゃ珍しくもねぇ!」
とか言いながら笑っとるじゃないですかい。ハズいじゃないですかい。暴れん棒の称号が泣いとりますたい。
「まぁ、な。試してみろよ。馬鹿んなるのも大切なときだってあらぁな」
そー言って手を離されて、また頭くしゃくしゃされる。
「………試すって…股開いて…カモ〜ン?」
「そおそお、股開いてカモ〜ン」
「…………」
「…………………」
「………ハイレベル過ぎやしねーですかい?」
「おめぇにはな。言ったろ。馬鹿になんのも大切なんだよ。好きな野郎振り向かせたいんならな。思い切って童貞捨てる前に処女捨てろ」
「処女捨てるどころが男捨ててる気が……」
「そこはおめぇ、あれだ。男好きになった時点で無いものと思いなさい」
なさいて。
っちゅーかオレが抱くとゆー選択肢は無いのね。まあ会長だしね。
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