いっぱち物語(仮)
15
ガン見られてる。からジーッとオレもガン見返す。穴が開くわ。何スか。プレイですか。視姦的なアレですか。お。ホクロ発見。色黒いからわかりづれぇわ。目の色意外と明るいなー。唇も意外と分厚い。分厚い唇ってエロいよねー。グラビア見てても唇分厚い子に目ぇいっちゃうんだよね。げへへ。あ。もちろんおっぱいも好きてそーじゃなくて
「クマさんや、オレ今ちょーカエルな気分味わってるよ。ゲロゲロ」
「………………オメェはよ」
おーふす！突っ込めや！グイグイこよーよ！んでもやーっとアクションっすかー!!でも相変わらず蛇…クマに睨まれたカエルなオレ
「オメェは……バッカだよなぁ…」
んだとコラ。ものごっつしみじみ言わんでくれーい
「……………バカにしてる？」
「んはは、してるしてる」
なんだと？バーロー
グリグリグリグリ、手ぇビッグすぎてオレの頭とか片手でスッポリなんスけど〜。いたたいたた首もげる
「とっとと言えば良かったのに」
「へ？」
「ちょっとは自分優先してよ、好きとか、愛してるとか、抱いてとか、体だけでもいいとか――」
「待って待って待って待って!!ちょ！クんぶ!!」
頭抑えられたまま、反対の手で口を抑えられる。ガツッて感じで。に、握り潰されそー
あーあ。クマさんの両手が塞がったから書類散乱しちまったい。て、顔ちけーなオイ
「言えば良かったんだよ。バカの気持ちも、バカの家の事も後回しにして、ガキらしく、後先考えずに、そうすりゃあお前に分があったのになぁ」
バカバカ言ってっけどそれあれあの会長の事…ッスよ…ね？
「…ふぁんで？」
いや、なんで？ね。ファンデてｗ女子かてｗ
「お前わかりやすいからね。わかっちゃった」
かわいいなオイ！何このお茶目なおっさん！そのくせスマイルが野獣系なんスけど!!パックンチョされそーで怖ぇわ！
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