いっぱち物語(仮)
27
泣きだして、暴れだしたオレに会長の腰の動きが中断する。
もじゃ宮の代わりにオレに突っ込んじゃいなよ☆的な事をゆったんはオレだけどさー、実際キツいわ。ただ腰振ってんならともかく、名前言っちゃったじゃん?マジやらかしちゃった系ッスわ。
「チッ、面倒臭ぇな。泣いてんじゃねぇよ鬱陶しい」
「ッ、う、うっと、じぐて、ふぃっ、わる、悪かった、な…離せよ、か、るから、っく」
ちんこ…は、まー、半分萎えてっから大丈夫っしょ。スラックスちゃんと履けばバレねーよ。腹と脚がオレと会長のエロ汁でデロデロだけどどーでもいーよ。早く帰りたい。今は会長と居たくねーの。
なのに、何で離さねーわけ?藻掻けば藻掻く程会長はきつく抱き締めてくる。や、「抱き締める」はオレの願望か。実際は「拘束」かもね。オレの腕も巻き込んで、臓物出てきそーってぐらいぎゅうぎゅうだわ。
あーあ…もー……
「っ、っぅ、…ぐあ、ざ」
嗚咽混じりの言葉なんてわけわかんねーだろーに、オレが呟いた直後、後ろからバリバリ歯を噛み締める音がした。
「……………カつくんだよ」
ボソリと。瞬間、
「っい゙!!だ!!ぁ゙!!ッッ!!」
フレッシュの噛み跡の上から上書きするよーに噛み付かれた。
「いだいだいだい!!ちぎれるちぎれるちぎれる!!」
痛くて痛くて暴れて、でも会長に拘束されてるから暴れらんなくて、暴れてた足がつい会長の足踏んじゃって、なんに会長は微動だにしないどころかもっと強く噛んでくる。
「ぃ゙ぎ!!」
ギチギチ食い込んでる歯の下から、とうとう生温いもんが伝う感触がした。と、会長が萎えかけてたオレのちんこを握る。
は?何で?
そんままシコシコ擦られてとーぜん勃起しますよ。ええ、扱かれりゃー男なら誰でもね。
「ぁ゙、ぃぅ゙…ん、…はっ、ア、あ゙、…く、ぅン」
痛い。きもちー。痛い。きもちー。痛い。きもちー。
「あ!あぅ!ァ、あ゙ー!あ゙ー!あ゙ー!イぐ!イぐぅ!!―――ッ!!」
ビューッ!ビュルッ!ビュッ!
びくんっびくんっ
あー……らら、やっべ。扉も足に引っ掛けられてたパンツもスラックスも精液塗れ。ちゅーか会長のとオレのが混ざってるってスッゲー卑猥。
会長が流れた血を舐め上げて傷口をじゅるじゅる吸いながら、その大きな掌をイったばっかのオレの鈴口にぴっとり当てがってきた。
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