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次の日

3年の階であるにもかかわらず…昼休みに銀時はやってきた。


「土方せんぱーい!!」

「っ…銀時!?」

「昼、一緒に食べませんかー?」

教室の中までは入ってこなかったが、戸の前で大声で俺を呼んだ。
銀時の周りでは女子が銀時を睨み付けていたが、そんなことは気にしていないのか大きく手を振って笑ってる…のんきな奴だな。


「呼ばれてやすぜ土方さん」

「土方せんぱーいっ!!」

「はぁ……まったくアイツは…」

仕方なく、席を立ち銀時の元へ行く。
俺が近づいてきたのを見て明らかに喜んでいる銀時と不満が溢れてきそうな女子。

…ここで話すのはやめといた方がいいかもな。

そう思った俺は、銀時のおでこを軽く指で突いてこう言った。


「俺は今から売店で買って食うんだよ。お前はいつものとこにでも行ってればいいだろうが」


表向きに取れば冷たく突き放した感じがするが、銀時にはちゃんと伝わったらしく一瞬にこっと笑うと、ちぇー…と言って去って行った。


俺はまとわりついて来る女子を突き放して売店に行き昼飯を買い、そのまま屋上へ向かった。


「先輩おっそーい!!」

「悪い悪い」


そう言って隣に座れば、でも来てくれただけ十分嬉しいな…なんて呟いて笑いかけてきた。

「なぁ銀時、これからは今日みたいに教室来んなよ。色々と危ねぇから」

「…うん。
じゃあ毎日…ここになら来てもいいよね?」

「…あぁ」


最初は冗談だと思っていた。
毎日なんて来るわけがないと。

けど銀時は…毎日やって来た。
いつも…俺が来た時には先に座って待っていた。



一緒に昼飯を食うのが普通のことのようになってきた頃…他愛ない話をしていると、銀時がぽつりと話し始めた。



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あきゅろす。
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