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*07

機関室では2人の者が銃を所持していた


「…いきますよ」


小声のウィル
まずは2人の視線を反らすためウィルは羽を機関室に送った


「…?」


敵の一人がそれに気づいた
その様子に気づいたもう一人の敵


「どうした?
ぐわあぁぁっ!!」


2人の視線が反れた瞬間反対側の窓からヒューズが現れ所持していたナイフを敵の一人の手の甲に刺した
それに気づいたもう一人の敵


「なんだ?てめぇは!!」


だが遅く――


「がっ!!」


後ろからエドに頭を蹴られ倒れ込んだ




「これで機関室奪還は成功ですね♪」


遅れて登場するウィル


「あんたは何もしてないじゃないか!」


「ちゃんと敵の視線を反らしてあげたじゃないの」


「それだけだろ」


「あら、心外ね
それに…今回はあまり手助けするな。と中佐に言われているの
いざ、という時だけってね」


「手伝えって言ったのはあんただろ?!」


「ああ言った方が穏便に話しが進むかと思いましてvv」


「…んにゃろ……」


「はいはい、文句は後だ
次行くぞ」


もめる2人を丸め込んだヒューズ
エドを渋々ついていった。



エドが上にあがればそれを待っていたと言わんばかりに銃を構えエドを狙い撃ってきた


「うわっ!!」


「大丈夫か?!」


違う車両からヒューズが声をかける


「あっぶねーな、この野郎!!」


エドは列車の上で錬成陣を書き大砲を錬成し敵にむかって撃った


「ぐわっ!!」


見事に敵は引っ込んだ


「こりゃあ!!
汽車の命の淡水車をいじっちゃいかーん!!」


「わっ、ごめん!」


「…やり過ぎね」


「んだと!
ん?待てよ……炭水車…?ニヤ…」


何か思いついたのだろう
エドは不気味な程の笑顔だった



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