物語 ラクリマ出発〜砂國ホルトまで ラクリマ出発〜砂國ホルトまで 【杖】 ガザフ「……」 メル「…どうしたのおじさん?メルの顔に何かついてる?」 ガザフ「…!い、いや…。メルちゃん、その杖…珍しい形だな、誰から貰ったんだ?」 メル「これ?この杖はママのなんだ。ママが帰ってくるまで大切に持ってるの…」 ガザフ「!…そうか、メルちゃんのママ…それ見たら喜ぶぞ、きっと…」 メル「うん!ありがとうおじさん!」 【まさか…】 ガザフ(あの杖…俊人種族のハーフエルフ…) ガザフ(信じたくないが…これは…でもッ…) フィーネ「大丈夫よ」 ガザフ「!フィーネ…」 フィーネ「……焦っても何もいいことないわよ?」 ガザフ「……見えてるのか?俺の記憶」 フィーネ「…ぇえ」 ガザフ「…」 フィーネ「真実はいずれ分かるわ…それまで、焦らずいきましょう?」 ガザフ「……そうだな、ありがとうフィーネ」 フィーネ「ウフフ……お礼は今度ケーキで♪」 ガザフ「おう!その時は何でも好きなの選んでくれよな」 [*前へ][次へ#] |