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風邪だからって/少し危険
俺の彼女が風邪を引いた。

寒いのにコートも着ないで学校来るから悪いんだよ。
だからあんだけやめとけって言ったのに聞かなかったあいつも悪いと思う。

そのことは移動の時廊下で泉と田島と三橋に教えられて知った。
あいつ九組だからな。

「阿部知ってっか?
 名前さっき倒れて保健室行ったぞ」

「具、合すごい悪そう、だった!」

その後の授業全く頭に入んなくて、少しイライラしてたら花井と水谷が寄ってきた。

「そんな心配なら見に行けば良いだろが」

「花井の言う通りだよ−、
 阿部眉間に皺寄りすぎじゃん」

いつもの事だけどさ−、
とか言ってるクソレを一発殴ってから教室を出た。
言い訳は花井が何とかしてくれんだろ。



「失礼します…」

見に来たは良いけど先生が居ない。
名前が寝てるベッドに近づくと、起きてたみたいで声が聞こえた。

「隆也−…?」

「お−」

「何で居んの?
 …授業は?」

「サボった」

駄目だよさぼっちゃ…とか言う声には覇気がなくて、ホントに具合悪そうだった。


こんな時に不謹慎だけど、コイツ
何かエロい。


熱のせいで赤い頬、少し潤んでる目、暑いからかボタンが大胆に外されたワイシャツ、
全部そそる。


「なあ、風邪辛いんだろ?」

「う−、ちょっとだけ…」

「キスすれば相手に移るんだったよな」

「何言ってんの!?
 馬鹿でしょ隆也!
 ちょ、顔近い!…し、う、…ん…!」







移 っ た っ て 知 ら な い か ら ね ! ?




(そ−言って結局看病してくれんだろ?)(…知らない!)
(あんま意地張ってっと続きすんぞ)(御免なさい病人をもっといたわってください)




襲われちゃいなよシリーズ2、阿部!
いろんな意味での大本命あべたかや。

このシリーズ気に入ったのでまたやろうと思います←
誰が良いとかありましたら気軽にどぞ−*




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あきゅろす。
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