short 鈍感少年少女/甘 「こーすけ、質問。」 「何?」 「なんか最近良郎と話すと息苦しくなる、 胸がキューってするっていうか...」 最近のあたしは何だか変だ。 悪いものでも食べただろうか... 真面目に考えていると、横に座っていた孝介の馬鹿にしたような笑いが聞こえた。 「むむー、孝介ーあたし馬路なんだけど」 「じゃあ教えてやろーか?」 「是非」 「んじゃ浜田呼ぶから」 「うええ!!」 なぜ本人を呼ぶ必要がある...! そんなあたしの気持ちも知らず、孝介が手招きして良郎を呼ぶ。 「何ー泉、名前、呼んだ?」 「おー、何かこいつがお前と話してると息苦しくなったり胸がきゅーってなるんだとよ」 「ホントに!?俺も最近名前と話すとそうなるんだけど」 何だって、良郎も同じだったのか。 「孝介そろそろ教えてよ。」 「俺も気になる!泉、教えて!」 そんなあたしと良郎を見て、 孝介は馬路かよって呟いてる。 「あのな、お前ら」 それは恋だよ (お前ら鈍感すぎ)((ごめんなさい)) 鈍感、と言うより 只の馬鹿じゃないかと今更思う....\^q^/ [戻る] |