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暁高校コメディ物語
2日目
現在俺は自宅謹慎中だ。
何故かって?
聞かないでください。
どうしても知りたい人は第一章を見るといいだろう。

「あー!暇だ。つーか、なんで俺まで謹慎処分なんだよ
…」

「プルル…♪」

「電話…?」

「ガチャッ」

「はい。」

「あー!凶牙?俺お…」

「プツッぷーぷー…」

「ふぅ。悪い夢を見たようだ。」

「プルル…♪」

「...」

「ガチャッ」

「はい。もしもし。」

「いきなりきるなんてひどいぞ!」

「ドチラサマデスカ?」

少し外人っぽく言ってみた

「ナヌ!?親友の声を忘れるなんて…お前も落ちこぼれ
たなぁ。」

「…『落ちぶれた』だろ。落ちこぼれてんのはお前だ。


「そうそうそれそれ。因みに質問に答えると大樹だよ〜
!」

「オカケニナッタデンワバンゴウハゲンザイツカワレテ
イマセン。」

俺は機械的な声(鼻をつまんでる)で言ってみる。

「そんな…番号間違えたかな…」

(さすがはアホな大樹だ。信じやがった)

「バンゴウヲオタシカメノウエモウイチドオカケナオシ
クダサイ。」

「う〜ん。でもこの声は凶牙なんだよな・・・」

(ちっ。勘の良いやつ…この勘が勉強で使えるともっと点
数上がるのになぁ…って俺は先生か!しまった。一人で
ボケてつっこんでしまった…)

「じゃあまたかけなおします。」

「プツッぷーぷー…」

「ふぅ。電源切っておこう。」

「プルル…♪」

「...」

「ガチャッ」

「はい…」

「あっ。この声は完全に凶牙だ!大樹だけど!」

「ちっ。」

「何でさっき切ったのさ!」

「それよりお前はなんで俺の番号知ってんだ!教えてな
いはずだぞ!」

「え‥それはほら‥パソコンでちょちょいと…?」

「犯罪じゃねーか!」

こいつ(大樹)は勉強は出来ないが、スポーツ、喧嘩、ギ
ャンブル、パソコンでは天才的な才能を発揮する。
つまりハッキングごときは朝飯前なのだろう…困った才
能だ。

「それで。何のようだ?」

「そうだ!今日遊べる?」

「アホかお前わ!謹慎の意味知ってるか?」

「?学校を休んでも怒られないっていう…」

「はぁ。まずはじめに!謹慎中は家から出てはいけない
!」

「えぇ!?ご飯は!?」

「誰かにお見舞いというナの食料調達を頼みなさい!そ
の人にはちゃんとお金を返すように!」

「えぇ!?」

「そして!謹慎とは!反省し、考えを改めるものです!


「そうなの!?」

「『そうなの!?』じゃありません!!」

「ごめんねママ…」

「誰がママですか!」

「とにかく!切りますからね!」

「はい!」

「プツッぷーぷー…」

「ふぅ。あの子には困ったもんだ。」

「プルル…」

「はい。」

「何で切ったの?」

「人の話し聞いてないだろ!!」

「うん!」

「アホか貴様わぁぁ!」

そうして謹慎一日目が終了した。

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