「隻眼ヲ級の証言／Emily's Report」シリーズ設定集
隻眼ヲ級の証言／Emily's Report：“One eye Wo's testimony／Emily's Report”
「隻眼ヲ級の証言／Emily's Report」シリーズの世界に於けるエミリー一行の旅を元にした所謂劇中回顧録、並びに劇中衛星放送。
内容的にはエミリー一行の旅から魔法や幻想種関連、そして軍事機密関連を省いた当時の各国の大まかな状況や観光地案内に郷土料理、そして世界が分断されている中でも精一杯生きていた当時の人々の紹介が主な者となっている。
（筆者注：概ね設定集の方の「隻眼ヲ級の証言／Emily's Report」の項目の内容のみの劇中回顧録、と言えば解りやすいかと思います。）
エミリー達が南極での危機を解決してから数年後に主に物理書籍として特アを除く各国の言葉に翻訳されて刊行、この（物語の）世界の当時を知る資料の一つとしてそれなりに版を重ね続ける程度には売れた。
尚、この（劇中）回顧録の日本語版は当時の（この（物語の）世界の）担当出版社が変な忖択から「空母信濃の証言／Emily's Report」と云う題名に改題して発行しようとしたのがエミリー本人にばれて親友の存在を無かった事にされかけたエミリーは大激怒。
嘗ての“オリジナル・トゥエルヴ”のメンバーを介して米国国防総省に掛け合って抗議させ、更には訴訟迄起こそうしており、揉めに揉めた末に日本版の発行は取り止めさせている。
この事に因って日本語版の刊行は十年単位で遅れる事となった。
最後にこの（物語の）世界の特アでは禁書指定となっており、遂に刊行される事は無かった、とだけ付記しておく。
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