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「隻眼ヲ級の証言/Emily's Report」シリーズ設定集
隻眼ヲ級(分霊)の証言/Emily's Report:現代〜近未来兵器耐性
 (この物語の世界の)深海棲艦がほぼ例外無く有している特殊能力。

 有り体に言えば魔法/呪術的な力や神秘性を持たない現代兵器〜近未来兵器に対して打たれ強くなって行く能力。
 それらに因って一方的に圧倒すればする程加速度的にそれらに対する耐性が向上してしまう様で、人類と深海棲艦の戦いが始まって程無くして歩兵用の装備は全く通用しなくなった。
 更にこれと情報共有能力が合わさってそれならと謂わんばかりに登場したOT艤装を使用した鎮守府や艦娘達に対してより禍々しい外観のそれらを装備した個体さえ出現した事が確認されている。

 故に元海棲艦がどういう存在なのかを把握しようともしなかった欧州戦線はかの欧州棲姫の出現と同時に現代〜近未来兵器(核さえ)が全く通用しなくなった事により戦線が崩壊、進退極まった(この物語の世界の)英国以外の欧州各国は当時の日本政府に土下座も同然に討伐を要請、史上最大規模の欧州遠征が行われるに至っている。
 以後、地中海や欧州沿岸に於ける深海棲艦出現の頻度が安定、する迄(少なくとも数年間は)日本主導による欧州海域への遠征作戦を行う事にもなっている。
 尚、アメリカ合衆国も欧州戦線と同じ道を歩むかと思われたが、セリザワ・スケール級のShipHackerを撃退した際の大和(艦これ)507こと留実奈・深堀からの進言により対深海棲艦の交戦規定が一部見直され、
・戦闘終了後は深海棲艦側を含めたその戦闘での戦死者に対して(少なくとも)戦士として黙祷を捧げる事。
・深海棲艦を撃破した際には死を持て囃す様な表現(例:Goodkill/グッキル、等)は使わないでより端的且つ短い単語を使う事。
 等によりアメリカ合衆国沿岸部や英国とを繋ぐ航路に於ける深海棲艦側の現代兵器耐性の上昇を防ぐ事に成功している。
またそれらに関連して練兵法方も一部見直され、ある程度の練兵時間の増加と引き換えに(この物語の世界では)帰還兵問題もある程度緩和された模様。

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