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「隻眼ヲ級の証言/Emily's Report」シリーズ設定集
隻眼ヲ級(分霊)の証言/Emily's Report:深海悽艦内の派閥(?)について・2018/12増補版
※:この項目の記述は基本的にこの物語の中での物ですが、様々な艦これの二次創作の内容を可能な限り肯定した上で記述させていただいた事を予めご了承願います。
 長いと感じられる方は基本情報だけでも十分かと思います。


■無所属
【基本情報】
 概ね一般的に知られている深海棲艦のイメージ(嘗ての艦船や海で亡くなった者達の怨念)通りの者達。
 最も個体数が多い。
【追加補足事項】
 初期に流布された深海棲艦がアメリカ軍(が産み出した存在)というのは日本を実質的に乗っ取った旧枢軸礼賛勢力によるデマでしか無い。


■徹底抗戦派(旧主戦派、過激派を含む)
【基本情報】
 一部の人間の排他的過激派勢力の(深海棲艦は相容れぬ存在であって欲しいと云う)願望から自然発生した派閥。
 同じ徹底抗戦派でも怨念が強すぎる個体から手段が目的と化している戦争狂な過激派勢力迄様々。
【追加補足事項】
 戦争を続ける為に人間側の徹底抗戦派、特にその中でも過激派勢力と手を組む事も有る。
 尚、艤装の由来となった艦の(無)念が強くなり過ぎてその思考や言動が上記の無所属の様になった艦娘側を止める為に徹底抗戦派に身を置く個体も極少数ながら居ると言われているが現時点では不明。

■穏健(棲み分け)派
【基本情報】
 長きに渡る戦いの中で轟沈した艦娘の深海悽艦化や浄化による艦娘化の繰り返しや「深海悽艦との対話」と云う(ある意味殺し合う以上に勇気と覚悟が要るであろう)試み等から自然発生し始めた、とされている最も後発の派閥。
 三つの派閥の中で最も頭が良いとされ、鬼・姫級の中には人間側の文化に(人間側以上に)精通し、それらを活用したり楽しんだりしている個体も少なくない。
【追加補足事項】
 嘗ては共存派が主流だったのだが、その理想を体現する寸前だったとある鎮守府が人間側の徹底抗戦派に焚き付けられた深海棲艦内の過激派勢力に因って壊滅させられてからは棲み分け派が主流となり、組織化されて行き、今に至る。
 組織化に伴って経済の概念も学び、海底の各資源や失われた筈の古代の美術品等による財力も侮れない物となっている。

 現在は(旧特ア三国の地域を除く)世界各地に溶け込む程に小ぢんまりとした大使館的な役割も兼ねた拠点を置いており、

・その国が匙を投げた地域の治安維持や民間レベルでの表と裏の折衝
・担当海域の赤潮化に伴う侵食からの保護
・自らの生存圏の確保と燃料系資源の確保の為に海底のプラスチック系のゴミの回収と再資源化、並びに海洋動物の保護
・人間側による海洋生態系の破壊レベルの乱獲の阻止
 等の地域貢献や海洋環境保護を人間社会の裏側で行う等決してお花畑と云う訳ではない。

 尚、日本に関しては辺境の鎮守府や海外鎮守府側による保護観察等の現場判断による対応を以て鎮守府側が嘗ての出島的な役割も担う事で対応なり上手く付き合うなりしている模様。


 最後に、極少数ながら存在する畳化(遂スに入らずんば郷に従え的な適応)に因って地域住民との共存に成功した個体達の支援も行っており、決して理想を棄てた訳でも無い事をここに付記しておく。

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あきゅろす。
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