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「隻眼ヲ級の証言/Emily's Report」シリーズ設定集
補足:強化服関連
■開発の経緯
 艦娘用の艤装開発技術を欲したアメリカがその足掛かりとして自国の各種創作SF(神話体系)を由来として開発された。

 開発のもう1つの理由として、艦娘に頼りきりになる事による通常兵力の士気と練度の低下の抑止、並びに艦娘適性の無い女性への配慮等の人権問題も挙げられる。

 強化服はそのサイズや機能からS・M・Lの三種類が存在する。

 強化服共通の欠点は長時間の水上移動が不可能な事で、それが開発されて尚艦娘が必要とされる理由の一つとなっている。


■強化服の種別
S型:
 外見は一般的なSF作品に出てくる強化外骨格で、単体の戦闘能力はフル装備の駆逐艦娘と同等。
 装着に人体改造や先天的な資質の類いを一切必要としない。
 但し一定地域内に一個大隊より多く配備すると謎の戦闘能力低下(=弱体化)現象を起こすので、一定地域毎に最大一個大隊以内になる様分散配備しないといけないのが欠点。

M型:
 某アニメシリーズのOVAのソ〇〇ッ〇マ〇の様な外見を持つ半操縦型の強化服。
 フル装備の軽巡洋艦娘と同等の戦闘能力を持ち、インナーアーマーとしてS型を着用して運用される。
 脚部スラスター等による短時間のホバリングが可能。
 前述のS型より割価ではあるが、一定地域内での大量配備をしても謎の能力低下現象が起こらなくなる為、S型のオプションとしてほぼ同数が生産・配備されている。
 (この作品の世界に於いては)別途記述の「オリジナル12」が着任する迄の間、北米沿岸の都市を守って来た影の功労者でもある。

L型:
 15〜18m前後の最早可変人型機動兵器と称するべき代物。
 単体の戦闘能力はフル装備の重巡洋艦娘並から同様の航空戦艦娘並の超高級モデル迄様々で、操縦服としてS型を着用して運用、人型形態時には精密作業をこなす為のモーショントレースによる半操縦モードも有する。
 その半操縦モードを以て強化服と言い張る点はイージス艦やヘリ空母も護衛艦と呼称した嘗ての同盟国に倣った…のかも知れない。

 艦娘の艤装の技術では通常兵器が一切稼働しなかったのが開発・配備された最大の理由。
 簡易可変機構により戦闘用車両や第五世代ジェット戦闘機に近い運用が可能。
 最大の欠点はやはり生産・運用価格で、重巡洋艦娘並の戦闘能力の標準型で実在のF-35と同等、航空戦艦娘並の超高級型は実在のF-22数機分となっており、配備数は多くは無い。


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あきゅろす。
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