ねこっかわいがり・7(※18禁)
「あっ、あぅ、そんなに……したらぁ……っ」
三点を同時に責められて、カイジは快感に啜り泣いていた。
しっぽのつけ根を弄くるアカギの手には、カイジの黒いしっぽが絡み付いているが、完全に力が抜けてしまっており、アカギの手を止めさせることなどできない。
さんざ弄ばれたせいで緩みに緩んだ後孔は、アカギの指を三本咥え込み、ぐちゅぐちゅと卑猥な音をたてながら好き勝手に出し入れされても、悦んでその指を食い締め離そうとしない。
アカギの口内に包み込まれている陰茎は、アカギの指が弱いところを掠めるたび健気に震え、敏感な先端を強く吸い上げられてだらだらと濃い蜜を零し続けた。
いつ達してもおかしくない、そんな状況で、体をぐずぐずにとろかされながらも、カイジは今まで忘れ去っていたアカギのモノに舌を伸ばし、喘ぎながら舐めて愛撫する。
その淫らな様子を見たアカギは、後孔から指を引き抜いた。
しっぽから手を離し、カイジの体の下から抜ける。
そのままの体勢でぐったりと床に伏してしまったカイジに休む間も与えず、アカギはカイジの腰を抱き寄せ、唾液でぬらぬらと濡れ光る怒張を後孔に擦り付けた。
先端に吸い付いて自ら呑み込もうとしてくるそこに、奥まで突き入れてやりたいのを耐えつつ、ほんの先っぽだけをめり込ませる。
「あんたのここ……挿れたら、オレの溶かされちまいそうだ……」
「あ、あ……アカギ、っ……」
黒い猫耳をぴくぴくと動かし、早く欲しいと腰を揺らめかすカイジに、興奮を抑えてアカギは問いかけた。
「挿れて、いい?」
すると、自身を支えるアカギの腕に、黒いしっぽがするすると巻きついてきた。
「は、早く……っ」
自分の方へ引き寄せようとするしっぽの動きに、アカギは淫らな孔へと、思い切り肉棒を突き立てた。
「あ……あぁ、はぁ、……ッ」
ずっぽりと亀頭が入り込んだ途端、カイジは白濁を撒き散らして達した。
ぜえぜえ息を荒げるカイジに、アカギはうっすら笑う。
「また、イっちゃったの? ……これで何度目?」
「あ! ああっ!」
べとべとに濡れた鈴口をくりくりと撫でてやりながら、アカギはさらに腰を進める。誘うように奥へと蠢くそこは、やはり溶かされそうに気持ちがよかった。
「はぁ、はっ、アカギ、あっ……」
根本まで入ると、アカギはゆるゆると律動を始める。カイジはひっきりなしに喘いでは、逞しい背をしならせた。
「あっ、あっ、アカギっ、ぁあっ」
じゅぷ、ぐちゅ、といやらしい音が途切れることなく鳴っている。
カイジは耳をぴんと立て、しっぽをアカギの腕に強く絡ませたまま、襲い来る快感を全身で受け止めていた。
突けば突くほど狭くなり、搾るようにぎゅっと締め上げてくる、淫乱な孔に熱く息を漏らし、アカギは笑った。
「カイジさん、きもちいい?」
すると、カイジはアカギを振り返って、泣きながらなんども頷く。
「あ、アカギ……は? きもち、いい?」
途切れ途切れの問いかけを、
「さあね、」
とはぐらかして、アカギはカイジの腰を強く掴み直すと、中を捏ね回すようにして深く突いた。
「あーー! あっ、それ、いいっ……! あぁ、あ……!」
幹で前立腺をゴリゴリ擦り上げると、カイジは涎を垂らして悦ぶ。
締め上げがいっそうきつくなり、ただでさえ普段は見られないカイジの卑猥な姿に煽られていたアカギは、こみ上げる射精への欲求に呻いた。
「このまま……いいよね? カイジさん……っ」
微かに上擦る声で確認して、返事を待たずに乱暴に突きまくる。
「あっ! あっだめ、激し……っ、アカギっ……!」
泣き喚く声も聞かず腰を振ってのぼりつめ、アカギは極まった声を漏らした。
「っ……出る……っ、」
そのまま溜まっていた精液を、ヒクヒクと蠢く孔の中に勢いよく射精する。
すると、熱い迸りを感じたカイジがびくりと体を震わせ、また絶頂に達した。
「あっ、あっ、や……あぁっ……!」
もうほとんど透明な、量の少ない精液を撒き散らしてカイジがイくと、後ろが締まって射精の最中にいるアカギを締め上げる。
「っく……カイジさんっ……」
強すぎる快感にアカギは歯を食いしばり、絡みつく壁を押し開くようにして抽送を続けた。
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