Seasonable 3 「どこまでいったって…まぁ付き合ってはいるけど」 と顔を赤らめて言う。 「照れてる〜紅くんかわいい〜……ってやっぱり?で?」 誤魔化せなかった。 「でって………まだ何もないよ!」 「なんだぁ〜」 「いろいろしたいけど………唇へのキスさえされたことないし」 「え〜っっっ!!してないの!」 女子たちは肩を下ろした。 「確かに進さま最近デレデレだけどその先あんまきょーみ無さそうだしね」 「はぁ…」 紅はため息をつく。 「襲っちゃえば?」 一人が唐突に言う。 「襲うって……そんな」 「嫌がらないと思うよ。少し抵抗はするかもだけど本心から嫌だとは思わないよ」 「でも……」 女子は怖いと思う紅だった。 [*Back] [戻る] |