Seasonable 2 「どこにいると思う?」 後から追ってきた津村と山辺に聞く。 一応、いつもアイツらがいそうな場所に来てみたが、そこには誰もいなかった。 「さぁな。奴らがどこにいるかまでは……」 すると…… 「ボスに御用ですか?」 と一年と思しき少年が声をかけてきた。 「あっ!申し遅れました。 僕は、"元"竪巻グループの一年です。」 「そうか。"元"な。 お前らはそれをすんなり受け入れたのか………」 と進が呟く。 「僕は一年ですし、第一竪巻さんに何があるってわけでもないんで、 特別何も感じませんでした」 薄情な奴だな、と津村が呟き、そして、山辺が言った。 「君たちの新しいボスに逢いたいんだ。 連れて行ってくれるかな?」 [*Back][Next#] [戻る] |