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Seasonable
2
少年はただ立ち尽くすだけだった。
束の間の自分と"太陽"だけの世界が消えていく。
"闇"は"太陽"を全て吸い込んでしまったような
浅く深い漆黒だった。
すっかり落胆した少年は心に決めた。
明日また来よう、と。
また会えるかもしれない。
淡い期待に胸を預け、
少年は径(みち)を髪をなびかせながら駆けていった。
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