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ばぁなぁさんの小説
第9話
時間というのは実に不思議なもので、さっきは一日千秋の思いで昼休みを待っていたはずなのに、放課後はすぐに来た。
幸いなことに掃除当番という、かったるいものは無く、STが終わるとすぐに部室に向かうことができた。
「うぃーす」
ドアをノックをしながら俺は部室へ入った。部屋には長門しかいない。早いな長門……。
「……放課後、私に付いてきて」
「デートか?」
「ふざけないで」
心なしか、怒っているようだった。
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