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拍手小説
拍手御礼小説第一弾





「オイお前、俺と付き合え」


…………………………は?








………………………………皆さん、はじめまして。お、ゴホン!えーと、ぼ、僕は鈴木裕次郎と申します。
とある男子校に通っている高校2年生です。
容姿は黒髪黒目で、髪で目が隠れているごくごく平凡顔です。


特技は人に埋没すること、趣味は…。

クラスの人からは、「お前、おどおどし過ぎ。キモい」とか言われています。

陰口なんて当たり前。
僕の机には毎日違う菊の花。クラス内では無視されている。


そんな僕が…………………………………………………………………………………なぜか、教室で告白されています…


し、しかも相手は、この学校切っての不良、3年の関矢龍治。


総勢100人の不良チームをたった一人で壊滅寸前まで追い詰めた。とか、歩いていて肩が少し掠っただけのサラリーマンを半殺しにした。とか、泣かした男女は数知れず。とか言われていて、かつ、『キル』と言う族の総長をしてるあの、『関矢龍治』です。

































「オイ!聞いてんのかテメェー」


びくぅ!!!
僕は相手の不機嫌そうな声で我に帰った。


「はいぃぃぃ!!き、聞いてますぅぅぅ!」
僕、な、泣きそうです…


「返事」
僕の声に舌打ちした関矢さんは返事を促してきた。


今はお昼休み。教室の中にはクラスの人や他のクラスの人達がいる訳で…


正に、針の筵状態です。

小さくて女の子の様に可愛い男の子達は殺されそうな勢いで睨まれ、他の子達からは、『なんで、よりによってコイツなんだよ!?』と言う視線を送られている僕。


断るんだ僕!
僕はノーマルなんだから。とか思っていたが、実際僕の口から出た言葉は。



「よ、喜んで…」
だった。























誰かヘルプミー!!!!!

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