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私立水晶華学園
現在


女のような男を性欲処理の為だけに抱き、刃向かう連中は再起不能にする。


俺は容姿、家柄、成績の良さから生徒会の副会長に指名された。


初めは行動を共にしたがった奴らも俺の気性の荒さを知ると近づかなくなった。

未だに寄ってくるのは、俺の身体目当ての女のようなナヨい奴らだけだ。




















その日の俺は、セフレの奴とヤる事ヤッた後で、いつもの場所で寝ようと中庭にやって来た。


中庭には人が近づかないため、休める。今はもう俺だけの場所と言っても過言ではない。


しかし、今日に限って誰かがいた。いや、正確には複数だったが。


そいつらは、みんな俺と同じ位の長身だった。
俺の来た方向からは三人の顔は判らなかったが、真ん中にいた、三人の中ではガタイが少し小さめの男が二人の頭を撫でているようだった。


−ほのぼのした空気−

その幸せそうな様子に、俺は無性に腹が立ち、思わず声を掛けた。

「おい、邪魔だ」


自然と眉間にシワが寄ったのが自分でも分かった。


俺の声を聞いて振り返る奴ら。そいつらの顔を見た瞬間俺は本気で驚いた。


遠目に見てもそいつらの顔は整っていた。近づくにつれて、よりはっきりと見える。すると、端の奴が真ん中の奴を俺から隠す様に前に出て来た。


鋭い目でガンをつけてくるワイルド系の男。はっきり言って胸糞悪い。


俺も相手を睨み付ける。


その時、俺と男の間に真ん中にいた少し背の小さい男が、俺達の間に割って入ってきた。


さっきまでよく見えなかった男の容貌が目に入ってきた。


その瞬間、俺は更に驚いた。

[before??][after!!]

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あきゅろす。
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