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リリカル無自覚
敵の部下*微グロ
〜リリカル無自覚〜
〜第十八話〜
街に異変としての
現象が現れたとき玲は
塾が終わりアリサや
すずかと一緒に迎えの
車を待っていた。
ちなみに服装は
三人とも小学校の
制服を着用。
私服着用可の塾だが
三人とも生真面目な為
制服で通っている。
玲はジュエルシードの
封印が終わった後
傍目には日常生活に
戻っていた。
放課後はサッカーや
塾に行く、宿題や
勉強を教える等。
勿論、その間も玲は
ずっと重力魔法ギプス
纏ったままで
マルチタスクによる
シミュレーションを
行っていたが。
街に現れた異変は…
星や月が見える夜空に
雷鳴だけ轟き始めた。
明らかに自然現象では
有り得ない。
街の人達も騒ぎ始め
速やかな対処が必要な
事態だったが玲の
対処が僅かに遅れた。
一緒にいるのが事情を
知る者なら即動けた。
一緒にいるのが事情を
何も知らない者でも
誤魔化し即動けた。
しかし、一緒にいる
一人がアリサ…
おそらく嘘設定にも
勘づいてるだろう
彼女に下手な嘘吐くと
逆効果と一瞬で却下。
「僕、今日は急用が
入ったから別ルートを
通って一人で帰るよ。
アリサちゃん、明日
学校で会おう…
鮫島さんに宜しくね。
すずかちゃんも、
またね」
出来る限り正直に
話して言外に訊くなと
伝えてから走る。
後ろから聞こえた
アリサの怒鳴り声には
聞こえない振りして
言い訳はすずかに
丸投げである。
ちなみに玲が言った
鮫島とはアリサの家の
老執事だ。
リムジンを運転する
ドライバーであり
ダンディな老人。
玲は二人の視界の外に
出て路地裏に入ると
街全体どころか…
否、海すらも覆う程の
広域結界を張った。
直後になのはが玲の
隣へと転移魔法を使い
バリアジャケットを
纏った姿で現れる。
路地裏に潜んだまま
挨拶もそこそこに
お互い本題へと入る。
「雷の方だったね…
さ、どうするの?」
「うん、まずは敵の
姿を確認しよう。
こっちのやり方でね」
二人は魔力を眼に集め
離れたビルの上にいる
敵達を魔眼で視認。
管理内世界魔導師は
遠距離を調べる場合
サーチャーという
魔法を使うのが通例。
この魔法は離れた
場所の映像を映せるし
音も流せて便利だが
サーチャー自体を
潰されてしまったら
映像も音も消える…
優れた魔導師になると
逆探知すらしてくる。
よって、玲は魔眼での
視認を選択した。
「二人だね、どっちを
担当すればいい?」
「僕が金髪の子で
なのはちゃんは赤髪の
女性を頼むよ」
ビルの上にいるのは
ツインテールの金髪で
紅い瞳の女の子。
年齢は玲達と同年代。
手に握っているのは
漆黒の戦斧。
服装は身体にFitした
黒い水着の様な服の
上に黒いマントを
羽織り下半身は
桃色のスカートを
履いている。
一目で分かる程
近距離戦闘に特化した
バリアジャケットと
デバイス。
もう一人は少し離れた
場所…ビルの上からは
物陰になる位置で
心配気な眼差しを
金髪の子に向けている
ロングの赤髪を背中に
流した女性。
ただし、頭に獣耳が、
お尻には尻尾も生えた
二十歳前後の、だ。
服装は豊満な胸を黒い
タンクトップで隠し
黒マントを羽織り
膝上丈のGパンを
履いている。
こちらも一目見れば
分かる程近距離特化の
バリアジャケット。
ただし、彼女には
デバイスが見当たらず
隠している様にも
見えなかった。
魔力の流れを見ると
金髪の少女から赤髪の
女性に流れていた。
このことから少女の
使い魔と判断し主人と
使い魔なら主人の方が
強いと考え玲は自分が
主人を倒すと言った。
理由は自分を慕って
戦ってくれるなのはに
強い方を押し付ける
真似をするのは
気が引けるからという
フェミニズム。
なのはが自分より
強いのは身に染みて
痛い程理解している。
それでも、強い方を
押し付けるのは嫌。
手が出せない強敵なら
仕方ないが違う。
玲でも対処可能な敵が
二人いるだけなのだ…
なら、せめて強い方を
引き受けるべき。
「うん、分かった。
あれ?この感覚って…
あいつ、まさか!?」
「詠唱止めてないね…
僕が結界張ったから
魔導師が近くにいると
分かるだろうに。
街への無差別攻撃テロ
目的じゃないと
分かっただけマシか」
悪い人の感じも
しないからねと心中で
続ける玲。
「止めるの?」
「いや、結界内なら
一般人の被害ない上に
敵が自ら魔力を
消耗してくれる分には
大いに助かるからね…
放っておこう。
魔法の腕も見といて
損はないからね」
「それもそうだね」
なのはが相槌を打ち
玲は戦闘の勝利条件を
話し始める。
「今回の戦いにおいて
ベストは僕達本来の
戦い方を悟らせず戦い
勝つことだけど…」
ボスと戦う前に全力を
出し尽くせば此方が
不利になる一方だ。
戦い方は勿論性格まで
バレるし対策まで
練られかねない。
渡す情報は出来る限り
絞りたいのだ。
「余裕で出来る程度の
つまんない相手だね」
「うん、確かにね。
負ける要素を探す方が
難しいくらいだ」
なのはも玲も敵二人を
脅威とは感じない。
パンチ一閃で切って
落とせる相手だと
不思議と感覚だけで
分かっていた。
「バリアジャケット
変更しとくよ、えい」
なのはの服装が
犬夜叉に出てくる
火鼠の衣に変化した…
見た目は深紅の衣。
レイジングハートは
首から下げたまま。
「これなら全身を覆う
服装だから遠距離が
得意と勘違いする上に
炎や雷には強いよ。
さあ、アキラくんも」
「うん、分かった」
玲の服装も制服姿から
火鼠の衣へ変わるが
鉄砕牙は出さない。
デバイスを出してると
得意な距離がバレる。
特に鉄砕牙は見た目で
近接特化型だと
モロバレだから出せば
誤魔化せない。
「これでペアルック…
ゲフン、ゴフン!
ネタで仕入れた服装が
実戦に役立つとはね」
抑え切れない歓喜が
なのはの言葉の前半に
溢れていたがスルー。
「やっぱりネタとして
入れてたんだね…。
その割にはオリジナル
顔負けの耐熱性に
驚かされたんだけど」
「それは後で話すよ、
二人を引き離す方法は
どうするの?」
「生真面目そうな娘に
見えるから会話だけで
充分引き離せる様に
細工出来そうだよ」
ここまで話すと敵の
詠唱も完成したらしく
街のあちこちに雷が
降り注いだ。
この間に作戦の細部を
最終確認。
雷が降り終わると
路地裏から飛行魔法で
ビル目掛け飛ぶ二人。
飛行速度は敵に脅威を
感じさせない程度に
落としている。
金髪の子がいるビルの
屋上に二人して着地…
ただし、少女からの
適度な距離を保つ。
「こんばんは、
見知らぬ魔導師さん」
口火を切ったのは玲。
少女が返事するか
どうか分からないが
会話出来るかどうかで
後の展開が違う。
「…こんばんは、君が
この広域結界を張った
魔導師かな?」
口ぶりからクールな
娘と思うが会話続行。
「うん、そうだよ。
街に無差別攻撃魔法
テロ仕掛けられたから
対策として結界をね」
会話が出来ると分かり
軽く揺さぶる。
「ち、違うよ!
テロ目的じゃなくて
探し物してただけ!」
流石にテロリスト
呼ばわりは堪えたのか
慌てた返事だった。
「何を探してるかは
知らないんだけど…
あんなやり方で探すと
無関係な一般人にも
怪我人が出るだろ」
「非殺傷設定の魔法は
直撃したところで
死んだりはしないから
大丈夫だよ」
玲も彼女が非殺傷の
魔法を使っていたのは
感覚で理解出来たが
放置は出来なかった。
「でも、怪我はする…
違うとは言わせない。
攻撃魔法を使うのなら
せめて結界張ってよ」
「…ゴメンね、配慮が
足りなかった。
次からは気をつける」
ああ、やっぱり
悪い娘じゃないんだと
分かったが玲は自ら
袋小路に陥った。
このまま話し合いで
和解出来る道を探すと
なのはがキレて先に
手を出しかねない。
なのはには善悪など
関係ないし暴れたくて
ウズウズしてるのが
丸分かりなのだ。
相手がテロ同然の
無差別攻撃魔法を街に
使ったとはいえ、
こっちが先に手を出す
展開より正当防衛が
望ましいのだ。
「その探し物を諦める
訳にはいかないの?」
「母さんにとって
必要な物だから諦める
訳にはいかない」
金髪の娘…フェイト・
テスタロッサが会話に
付き合ってる理由は
合理的な判断だ。
使い魔であるアルフを
屋上から見えない
物陰に待機させてるが
戦闘になれば此方が
不利である。
フェイトは先程の
天候操作型儀式魔法で
魔力を大幅に消耗し
相対している魔導師は
少年と少女の二人。
会話を続けている
少年より少女の方が
魔力量が遥かに大きく
厄介に見える。
しかも、少年と違い
少女はデバイスらしき
赤い宝石を首から
下げているのだ。
会話を続ける少年と
和平交渉し歩み寄れば
戦闘も免れる。
あんな出鱈目な
魔力を保有している
少女を敵に回すことは
出来る限り避けたい。
アルフやフェイトより
フェイトが慕う母より
大きな魔力量の少女。
それでも、敵は所詮
管理内世界の人間。
おそらく、魔法は
先行しているという
スクライアの少年から
習ったのだろうが
時期を鑑みるに魔法を
習っても二週間程度…
正式な師から長年に
渡る魔法訓練を受けた
一流の魔導師である
フェイトなら隙を突き
どうとでも出来る。
母から聞かされていた
スクライアの少年の
姿が見えないのも
フェイトが用心深く
戦闘を避けようとする
一因となっていた。
もしも、彼らが
アルフと同じく死角に
待機させていた場合
数でも総合魔力量でも
不利となる。
結界を張られた直後に
アルフを物陰へと
待機させる指示を出し
魔法を続行したのも
来るのはスクライアの
少年一人と思っての
判断である。
スクライアの少年の
魔力量も事前に母から
聞かされていたので
魔力を消耗した後でも
恐れる程じゃないと
思ってしまった。
アルフがいるから
危なくなった場合でも
二対一にすることも
出来るからと。
侮っていた…完全に
見誤ってしまった。
予想外の事態を思考に
含めていなかった。
だからこそ、戦闘は…
余程のことがない限り
避けなければ。
決意を改たにした
フェイトの耳に少年の
声で余程のことが
飛び込んで来た。
「その探し物ってのは
ジュエルシード?」
「…っ!知ってること
全部話して!」
母さんが探してる物の
情報を目の前の少年が
握っているのだ。
多少の不利がどうこう
言ってられない。
フェイトはデバイス…
バルディッシュの
先端部分を少年へと
向けて威嚇した。
幸い形状は戦斧なので
プレッシャーを充分
与えられるとの期待も
あったからだ。
「結界も張らないで
攻撃魔法使う娘に、
あんな危なかっしい
代物の情報を話せる訳
ないだろ!」
叫んだ玲は飛行魔法を
使い飛び上がる。
叫んだ内容には
ジュエルシードの
危険性を知ってるのを
誘き寄せる餌として
織り交ぜておいた。
後は喰らいつくことを
願うのみだ。
「ま、待てっ!」
少女が慌てて後を
追うべく飛行魔法を
使って飛び上がる姿を
見て喰らいついた!と
歓喜した。
玲は少女が追い駆けて
来れる程度の速度で
飛び続けた。
一方、置いていかれた
なのはside。
会話で玲が完全に終始
ペースを握ったのを
見て凄いと感心するも
作戦を思い出す。
『僕を金髪の娘が
追いかけて来た場合…
多分、赤髪の女性は
君の足止め目的だから
初撃で奇襲を仕掛けて
来ると思うんだ』
玲は更に続けた。
『奇襲のタイミングを
こっちで図ればいい』
『どうやって?』
『僕達を追い掛ける
振りをしたらいい。
消耗した状態での
二対一は彼女達にも
望ましくないんだから
妨害しに来る可能性は
決して低くない』
こんな感じかな?と
思いながらも演技。
「ちょっと待ってよ!
私も行くから!」
玲達が飛んでった
方向を見ながら叫ぶと
赤髪の女性が拳を
叩き込みに来た。
鈍い音がなのはより
随分と離れた場所から
響き渡る。
なのはの周囲を障壁が
一枚一枚並ぶ様に
複数の球を形成するが
如く覆っている。
この技はネギま!で
アーウェルンクス
シリーズ特有
常時展開可能な
対魔・対物多重障壁。
なのはの方が魔力が
高い為オリジナルより
強度が遥かに高い。
先程の鈍い音の正体は
その障壁の内の一枚に
殴り掛かった女性の
拳がぶつかると同時に
骨が粉砕された音。
バリアブレイク性能が
付加された拳でも
なのはには問題なく
防ぐどころか拳の骨を
逆に破壊したのだ。
「ガッ!ウグッ!
ま、まだ左がある!」
果敢にも砕かれた逆の
左手で殴り掛かる
女性だが結果までは
変えられまい。
せめて多重展開してる
障壁の内一枚ぐらいは
貫いて欲しかったと
なのはは思う。
女性が殴り掛かると
同時に彼女の目前にて
展開中の障壁一枚の
表面に魔力が集束。
『Barrier Burst』
レイジングハートが
唱えたことからも
分かるが使ったのは
管理内世界の魔法。
バリアの表面に魔力を
集め爆発させ攻撃し
距離を取る魔法。
習得難度が高い上に
覚えたとしても
魔力制御を少しでも
誤ってしまえば
相手だけでなく術師も
吹っ飛びかねない。
しかし、なのはは
完全に制御して使用。
魔力制御は苦手分野で
あったが玲に敗北し
苦手がどうこうなんて
言ってられるかと
修行を積んだ成果の
一つであった。
今までとは違って
力を上げるだけでなく
技巧も積極的に
磨き続けているのだ。
どんなに強くなっても
なのはは満足出来ず
修行を続ける。
圧倒的という言葉すら
おこがましい程の
力の差を知恵や機転で
覆した玲の姿こそが
なのはの目標だ…
生涯の目標である。
玲が相手ならば
模擬戦では百戦百勝も
余裕で出来る。
ただし、勝負なら別…
勝てるだろうか?との
疑問が頭を過る。
強さと力なら完全に
なのはが玲の上だ。
でも、なのはより玲は
巧い(上手い)のだ。
技巧も知略も機転も
全てがなのはより
巧いのである。
だからこそ、勝負では
勝敗が分からないと
なのはは考える。
模擬戦なら、お優しい
玲のことだ…良心が
咎めるからエグい策は
使わない。
なのはの楽勝である。
でも、大切な何かが
懸かっていた場合では
どうだろうか?
どんなにエグい策も
使いまくるだろう。
玲は優しいが決して
甘くはないのだ。
これから先も玲の側で
戦い続けることが
高町なのはの役目で
誇りで華道だ。
月村すずかじゃなくて
高町なのはの役目。
女としての一番なら
月村すずかの座だけど
この華道だけは絶対
誰にも譲らない。
久馬玲にとって助けが
必要なときには
力ずくでも助け出す
最強にして最凶の
魔導師になると自らの
魂になのはは誓った。
爆煙が晴れて見えた
景色は恐ろしかった。
女性がいた方向の
建造物等含む地面全て
放射状の爆発で
抉り取られていた。
指向性を持たせた
核爆弾を爆発させれば
見られるだろう景色。
本来の魔法の威力とは
桁どころか文字通り
次元が違う。
爆発で抉り取られた
地面に倒れ伏して
痙攣する黒焦げの姿に
なった女性一名。
飛行魔法で近づいた
なのはは女性の胸に
特殊魔法を発動させた
手を入れ体内の
リンカーコアを抜く。
この魔法は肉体を
傷つけず対象の
リンカーコアのみを
抜ける魔法なので血は
一切流れていない。
魔力のある生命体に
とってリンカーコアは
魔力の源である為
抜かれる側は激痛を
感じるがなのはの
知ったことではない。
「うっぐっあああぁぁ
ぁぁぁぁぁ!」
獣染みた悲鳴を上げ
気絶する女性。
彼女のリンカーコアを
なのはシードへと
強制変換した後
レイジングハートに
納めて今までに造った
なのはシードへと
合体させた。
ここから先は個人的な
八つ当たり…建前は
情報収集としてだ。
一週間も玲に会えず
話しも出来ず仕舞いで
ストレスがたまる
一方だったのだ。
幸い相手は使い魔…
契約完了か主人からの
魔力供給が途絶えねば
死なない魔法生物。
八つ当たりには最適!
倒れた女性の歯と顎を
狙い踏み砕く。
「ごぶっ!おっがああ
ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
人が上げたとは思えぬ
悲鳴が響き渡る。
「まずは名を名乗れ」
次に女性の右腕を
膂力のみで引き千切り
目の前で踏み砕く。
「あっがああああぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
勿論激痛のあまり
答えられる訳もなく
なのはは次々と女性の
肉体を引き千切って
踏み砕いた。
順番に左腕・右脚・
左脚・右耳・左耳・
尻尾である。
その度に女性は人の
物とは思えない悲鳴を
あげたが無視した。
「いや、ここまで
やったにも関わらず
情報一つ話さないとは
大したものだね。
うん、お見事だよ」
「ば、ばなじまずがら
もうやめでぐれ!」
話さなかったではなく
話せなかったのだ。
なのはは悲鳴が止むと
同時に女性の肉体を
破壊し続けたから。
女性は痛みに堪えて
必死に話そうとするが
マトモに発音出来ず
意図的な勘違い出来る
余地は充分あった。
続行しようとした瞬間
『殺すか壊すかしても
いいかな?』と
作戦を決める際に玲へ
提案したのだが…
『なのはちゃんの命が
勿論大切なんだけど、
余裕があるなら殺しも
壊しもしないでね』と
念を押されていた。
これ以上やったら
確実に彼女の精神は
崩壊してしまう。
舌打ちして肉体のみに
完全治癒を掛けて
身体を元通りの五体に
戻すが動けないよう
チェーンバインド使い
拘束もしておいた。
ただし、魔力は一切
回復させなかった。
抵抗されたら個人的に
楽しいこと出来る
口実にこそなるのだが
玲が来る前に情報も
収集してなかったら
いじめっ子みたいに
思われかねない。
「オイコラ、さっさと
話せよ、犬っころ」
「わ、分かりました!
私の名はアルフ…」
いじめっ子というか
マフィアのボスに近い
雰囲気があった。
なのはVSアルフ戦の
結果…なのはの
八つ当たりの拷問?か
情報収集の為だけの
止む無き措置か?で
高町なのは完全勝利か
圧勝にて幕を閉じる。
以後は実に大人しく
情報を収集した。
なのは個人にとっては
恐ろしくつまらないが
抵抗してくれないと
痛めつける口実がなく
無理だった。
抵抗しろと願うも
アルフの心は戦意など
既に無かったので
抵抗などする筈ない。

〜作者後書き〜
なのは無印の重要な
キャラである彼女達が
登場しました!
さぁ、華々しい活躍が
始らなかった!
主人公side成長速度
半端ないので完全に
雑魚扱い。
なのはさんに至っては
彼女たちをストレス
発散用の動いてくれる
サンドバッグとしか
見てませんね。
ああ、原作の麗しき
女の友情どこいった?



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