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窓際のお人形 *



びゃくつなでやんでれ



「今日は獄寺くんだよ。」
そう話しかけるのに彼はいつもの様に窓の外だけをみつめてる。

あの笑顔が欲しくて、僕を見て欲しくて、頑張って連れてきたのに。
あの日から彼はお人形みたいになってしまった。
ミルクティーいろの瞳は何も映さない。
薔薇色の唇はかさかさに乾いて何の言葉も紡がない。

彼の周りに積み上がっていくのは彼が親しく接していたにんげんのくび。
彼が寂しくないように永遠に朽ちないように加工して。

「あーあ。今日もだめなんだね。ツナちゃんは厳しいねー。明日は誰がいい?もうほとんど残ってないよー?」
ねえ、僕を見てよ。
罵ってもいい。何か言って。
彼は窓の外だけを見つめる。
まいにちまいにち増えるくび。

「あのね、もうツナちゃんの仲間はみんな連れて来ちゃったみたい。だから、ね、」
きょうはぼくのばん。

彼の目の前で首にナイフを突き立てる。
切れた喉から空気がもれてひゅーひゅー音がする。

こんなんじゃあ身体とくびは別々にならないんだろうな、と思いつつ彼に目を向けると満面の笑み。
初めて僕に笑いかけてくれた。
嬉しい。
でも、でもね、もう目がかすんできてツナちゃんの顔、見えないや。
「ばいばい、びゃくらん。」
其処で僕の意識は途切れた。






やんでれ頑張りました。
なかなかうまく書けません。

白蘭がボンゴレから綱吉を拉致して監禁。何の反応も示さなくなった綱吉の気をひきたくて守護者のみんなとかともだちとか殺して首だけ持ち帰って来るけど綱吉はやっぱり無反応で、最後に白蘭が死ぬときはそんな白蘭が滑稽でにこにこでしたっておなはし。リボーンの生首が気になるよね!



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