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青い鳥と鴉についての考察 *



むくつな



まったく、何なんですかね。
首に手をかけられてると言うのに気付かず寝ているなんて、ちょっと無防備すぎではないですか。ねえ、綱吉君。


なんて脆いんでしょう。
あと少しで片手で一周出来てしまうほど細い首。この指に力を入れたら君はどうなるんでしょうね。…苦しい、に決まってますね。でもその一瞬でこの世の総ての苦しみから逃がしてあげられるんですよねえ。一瞬と一生、どちらが幸せになれるんですかね。


「力、入れてもいいよ。」


おや、起きたんですか。
入れませんよ。君にはまだやることがありますから。僕にも、ね。
ほら、僕達まだちゃんとデートにも行ってないじゃないですか。クフ、この前は他の守護者に邪魔されてしまいましたからねえ。次はどこに行きましょうか。考えておいて下さいね。
綱吉君は明日も学校でしょう。授業中に寝てしまうのだからもう寝たほうがいい。ああ、すいません。僕が起こしてしまったんですね。


「むくろ、キスして。」


しょうがない人ですね。


では、おやすみなさいよい夢を。



(本当にしょうがないのは)
(僕の方なのかもしれません)

この指に力を入れてしまう日は遠くないですね。
その時はどんな顔をしてくれるんでしょうね、綱吉君。






夜中に綱吉の部屋に侵入した独り言激しい骸です、はい。
綱吉が好き過ぎて辛い未来から解放してあげたいと思っているつもりの骸。
結局はそんなのはエゴで本当は綱吉を自分だけのものにしたいだけなんですけどね!ってお話のつもりですよ!
とってもわかりにくいね!
タイトルとかもろ厨二病っぽいね!すいません。



あきゅろす。
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