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君と未来地図



ひばつな祭り3日め!
あまい…?



「ひ、ひばりさあん!」

乱暴に応接室の扉を開けて、ひとこと。

「10秒で来いとか無理でしょう!」
「死ぬ気になれば出来るでしょ。」
「いやいや、無理ですから。」
そんな無理言うな!この馬鹿委員長とか言いたいが、実際馬鹿なのはこの暴君(でぃおにすじゃない)に惚れた俺なのだから仕方ない。

「で?何ですか、用事は?こんな朝っぱらから呼び出すなんてかなり急ぎのことなんでしょう?」
「ままごとってなに?」

は?
この糞鬼畜並盛の帝王の口からままごととかありえなさすぎて耳がでっかくなっちゃいますけど?

「ちょっと、ままごとってなにって聞いてるんだから答えなよ。」

じゃきり、と首筋に冷たい何か(怖いから敢えて考えない)。

「はははははいいいい!」
「五月蝿い。」

どす、と腹に一発。
まじ痛いんですけど。
仮にも恋人の腹をトンファーでがっとかしないで欲しい(泣)

「げふぉあっ、ままごとはですね、あのっ、子供の遊びの一種でっ、参加する人がお父さんとかお母さんとかの家族の役をして、えと、するごっこ遊びだったりしちゃいますけど!」
「君、ほんとに日本人?」

うぅぅ、ばかにされてる。
扱いが酷すぎる。
英語にすると、ばっどとりーとめんとだよ。たぶん。

「まあ、いいや。じゃあ始めようか。」
「ほへ?」
「何その間抜け面。僕は夫をするから、綱吉は妻ね。」

裸エプロンは必須だから、とエプロンを渡された。
どこから出したんだよ!

「いやいやいやいや、脱ぎませんから。ってかなんで急に?」「昨日猫を追いかけて行ったらおんなじ服きた子供が群れててイラッとしたから何してるのって凄んだら笑顔で『おままごと』ってかえされた。」
まあ、砂山崩したら泣き出したけどね。となぜか誇らしげな雲雀さん。
「それで?」
「それから建物の中から教師っぽいのが出てきたから逃げた。」
「ただのいじめっこじゃないですか。」
「…咬み殺すよ。」
「わああああ、すいませんんんんん!」
「とにかくはじめるよ。僕は並盛コーポレーションの社長だから。」
「あっ、ずるいです。自分ばっかり!」

それからふたりで、どこにすむとか、どんなくらしとかいろいろ話してたら設定だけで疲れてしまった。
でも、

「ほんとにこうなったらいいですね。」

そういうと、雲雀さんはむっとした。

「ほんとにこうするつもりなんだけど。」

あれ?あれれ?おかしいな(さくらんぼきっす!)顔があついよ。

「馬鹿な子。」
雲雀さんはふふって笑ってる。

なんか幸せってこんなんなんだろうなっておもった。





(じゃあ裸エプロンしてみようか。)
(いやですぅぅぅぅぅ!)






ひばつな祭り3つめです。
ぐだぐだ!
なんかいじめっこ雲雀さんをかきたかっただけです。すいません。



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