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ぶるー×ぶるー



さわやか?
ひばつな祭り1こめ



「ひーばーりーさーんー!」
「五月蝿いよ。」
「海に連れてってくださいー」「嫌。」
「けちー!ひーばーりーさーんー、ねえってばー!」

さっきからこの繰り返し。
応接室に入ってくるなり海に行こうと騒ぎ出した綱吉。
全く、何なのさ。


「行きましょうよー」
「行かない。第一、今海に行って何が楽しいか分からないよ。」
書類から顔も上げずに応える。
この季節は風紀委員にとって一番忙しい時期だったりする。

「ひばりさんといっしょなとこが楽しいんですよー」
「今もいっしょに居るじゃない。」
「違うんですー!えとっ、そうだけど違うってゆーか、」

ああっ!という声とからからと窓を開ける音。
何かと思って顔を上げると、

「ほらっ!こんなにも夏は近づいてるんですよ!」

満面の笑みの綱吉。
その後ろには四角く切り取られた何処までも青い空と其処に浮かぶ白い雲。

それを見たら、別に行ってあげてもいいかなって思った。


(眩しいのは日光のせいだけじゃなかったんだよ)






自習中におひるねしてたら思いつきました。
さわやか…?



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