その永遠に涙した
04
「はぁ〜。今日は何すっかなぁ。」
朝早く学校に来るのはいいんだけど、超暇なんだよね
誰もいない教室でポツリと呟いた
うーん、決めた!
屋上で日向ぼっこしよう
俺は静まった廊下へ出て、階段を上った
ガチャッ
音をたてて開く扉
開けた瞬間、俺を待っていたかのように爽やかな朝の風が吹いた
「んーっ、気持ちいぃー!」
朝起きるのは苦手だけど、やっぱり朝って好きだ
静まった雰囲気を照らす朝日
綺麗な空気を運ぶそよ風
小鳥の囀りに虫の鳴き声
全てが自然に包まれる朝
とても良い気分になれる
俺は日があたる所まで行き、固いコンクリートの上に寝そべった
朝の風は、嫌な気分を全部持ってってくれる
さわさわ そよそよ
それがとても気持ち良くて、俺はウトウトし始め、次第に寝てしまっていた
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