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レンアイメイキュウ
キミのとなり
パチッ

あれ、ベッドの……上?

俺、リビングに居た記憶しかない

誰が……?


「あ、起こしちまったか?」

俺はまだ夢を見ているようです
夢から覚めなきゃ


「いっとくけど、現実だ。」
「……なんでわかったの。」
「紫空は分りやすいからな。」


笑いながら煌夜は頭を撫でてきた


「煌夜、なんでココに居るの?」
「美音さんに頼まれたから?」

は……?頼まれた?

そして何故疑問系?

「詳しく話すとな、俺今日オフの日で暇だったから紫空にでも電話しよーと思って携帯に電話したんだよ。そしたら美音さんが出てさ、紫空はまだ寝てるって言われて、じゃああきらめるかー、とか思ってたらこれから出かけてくるから紫空の傍に居てくれないか?って言われてさ。」

……で、この状況、と


「美音のおせっかい。」
「まぁいいじゃねーか。俺は嬉しいけど?紫空と会えて。」


そりゃあ俺だって、嬉し……いのか?

「そーだ、腹減らねぇか?」
「別に、……何か作ろうか?」
「いーって、病人は大人しく寝てな。熱、あるんだろ?」

煌夜は……優しい

あったかくて、お日様みたい
聞いて欲しく無いこと、無理に聞かないし

俺みたいなの……友達っていってくれるし

「それと、いくら食べたくなくても薬飲むのに何か口にいれろよ?」
「煌夜が、作ってくれるなら……食べる。……ちょっとだけ。」
「んー、おかゆくらいしか作れないけどいいか?」
「うん。」

"よし、待ってろ。"と言って煌夜はキッチンへ行った





 

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あきゅろす。
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