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レンアイメイキュウ
キミのとなり
いつの間にか俺は寝ていたらしく、目が覚めたら朝だった

「ん…熱い…。」

熱…出たかも

「美音ー、美音ー?」

ベッドの上から呼んでみても返事が無い

何処か行ったのかな

俺は熱で少しふらつきながらも、リビングへと向かった

「メモ…?」

テーブルには一枚の紙切れと、ホカホカに炊き上がっている白いご飯とおかず達


紫空へ
急に仕事が入ったので行ってきます。夜には戻るから、安静にして待っててね。
         美音


仕事か…大変だな

取り敢えず置いてあったご飯を少し食べた

薬が飲める程度に


副作用…は、無いはず
体調、良くなればいいけど
そういえば、先輩にまだメール出してないな…

なんて返そう…

どうしようかと考えていた時、急に携帯がなった

「もしもし…?」
『おはよー紫空。』
「おはよ、蒼斗。どうしたの?」
『この前の、時間どうしよっかと思ってさー。』
「別にメールでいいのに。」

嘘、声…聞きたい
でも……

『電話の方が早いじゃん?』

まぁそうだけど…

『明後日一時に駅前の噴水広場な!』
「うん、分った。それじゃあ、また。」


はぁ…本格的に熱やばくなってきたかも


「熱い、フラフラする……。」

俺の意識はそこで途絶えた






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あきゅろす。
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