私立輝月学園
テスト終了☆
そして日はたち、テスト後―…‥
「へ〜、輝麗と要頭いいんだな。」
「僕より雪の方が全然頭いいと思うけど…だって…。」
「全教科満点って……、雪は勉強マニアかなんかなのかっ!?」
勉強マニアって……
俺達3人(要は只今生徒会室)は今、廊下に掲示されている試験の結果を見ている
予想通り結果俺は学年1位
目立ちたく無いけど、俺にもプライドはある
こんな簡単なテストで1位以外をとりたくはないから、手を抜かなかった
まぁそれにほら、この格好の奴って何かと頭良いのが多いだろ?
だからっていうのもあるけどね
「次は文化祭か…。」
「思いっきり楽しんでやるっ!!」
「立ち直り早いね…。」
「そういえば、俺達のクラスって何やるんだ…?」
**********
「―という訳で、1-Sは『コスプレ喫茶』に決定しましたっ!!今年も気合い入れてくぞーー!!」
「「「オォーーーー!!!!!!」」」
って
「どういう訳だよ!!」
我ながら良いツッコミだ
「毎年.1-Sクラスは喫茶店をやるんだけど、普通じゃなくて何か工夫しなきゃいけないんだ。」
「で、今年は『コスプレ』。去年は『メイド喫茶』じゃなかったか?」
メイドって……おぃ
ここは男子校だろうが
いや、まぁ、まだコスプレで良かったけど
でも奏葵達は似合うんだろーなーコスプレ
「じゃー次はウェイター決めまーす!くじ引きだから皆公平!当たっても当たらなくても文句言わない!これ原則!!あ、ちなみに秋庭と近衛と藍燈は問答無用でウェイターだから。」
なんかテンション高い奴だな
つか奏葵達は問答無用でウェイターですか
まぁ、似合うし目当ての奴多いだろうからね
さてと、くじ引きくじ引き
ち
ち
ち
ちーん
「雪っ、どうだった?…あっ!」
「お、当たりじゃん!やったなー雪!俺達と一緒にウェイターだぜ!」
「いいもんか…。なんでこんなオタクがコスプレしなきゃならないんだ。」
「文句は無しだよー!」
「そうそう!!」
くそぉ
なんだか2人共楽しんでないか?俺のコスプレ!
はぁ……最悪だ
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