私立輝月学園
え…休み?
side:紺
さっきのトイレって嘘だよな…
うざいくらいに殺気が凄かったし
多分そいつら掃除しに行ったんだろ…
危ないからやめろって言いたいけど、言ってやめるような奴でもねぇしな…
そう思い、見過ごして俺はあいつらと食堂へ行く
すると、食堂に入る前に携帯が鳴った
あいつらを先に行かせて、俺は人気の無い方へ行く
ピッ
「もしもし。」
『俺だ。今いいか?』
「虎輝…あぁ、何かあったのか?」
『昨日、下っ端の奴等がやられた。』
「!!」
『運良く近くに朱雀と玄武がいたからよかったものの…いなかったら大怪我だった。』
「やった奴等は?」
『おそらくflyの奴等だろう。前のあの少年の指示じゃないかと思う。雪を追い詰める気なのか…それとも、単に俺達が邪魔なのか…。』
「両方だろうな。」
『お前が居ないのをいいことに、他の族の奴等も戦闘を吹っ掛けてきそうだが…。』
「…分った。何日かそっちに戻る。」
『いいのか?』
「正直雪も無理してる感じだから心配だけど、族の仲間も放ってはおけねぇ。こっちにはまぁ、守ってくれそうな奴等が何人か居るから平気だろ。今はそっちの処理に向かう。」
『随分と変わったな。人に全く懐かないお前が、少しでも信頼できる奴を作るなんて。』
「別に。雪が信頼してるから、俺もそうするだけ。」
『どっちにしろ、いい傾向だろ?じゃ、待ってる。』
「あぁ…そうかもな。それじゃ。」
……動き出した
奴等…flyが…
俺達のチームも充分強いが、flyも強い
この頃急成長中のチームだ
あまり高校生がいなく、大人が多いとことして有名だけど…
「今回は分が悪いかもな…。」
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