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こねた
いつか訪れる未来を君と[ジュレイ]

ジュレイ(たぶんED後?)




「あっ…」

「どうしたの、レイア」


買い出しに出掛けた先で、何処かを見詰めて声を出したレイアにジュードは声をかけた。彼女の視線の先には、仲の良さそうな家族がいた。

「あ、えと……なんでもない、よ…」

ふいと気まずそうに視線をそらした彼女に彼は、優しく頭を撫でながら声をかける。

「なぁに、レイア、遠慮せずに言ってよ?」

優しい笑顔で顔を覗き込まれたレイアは頬を紅に染めて、再び言葉を詰まらせた。大好きな彼にそんなことをされたら、それこそ言いたいことも言えなくなるに決まってる、そんなことも知ってか知らずか優しく微笑む彼にレイアは折れたように口を開いた。


「あ、あのね……」

レイアが再び見つめる先にはまたあの家族。母と父に手を繋がれて嬉しそうにキャッキャッと笑うまだ幼い子供、そんな我が子を愛しそうに見つめて微笑む両親。
いつか自分もああいう家族を持ちたいと思う、レイアの理想の家族像だった…。


「ただね、私もいつかあんな家族をもてたらいいなって…思ってただけだよ……」

「レイア……」

穏やかにその家族を見つめるレイアの横顔は、なんだかいつもの彼女よりも大人びて見えてしまいジュードはいつの間にか自分の心音が早くなるのを感じた。そして、気付けばレイアの白く小さな手を握っていた。そんなジュードの突然の行動にレイアは翡翠の瞳を丸くし彼を見上げた。

「ど、どうしたの…ジュード?」

「作ろうよ…」

「へ…?」

「僕達も、あの家族に負けないような、幸せな家庭をさ」

とびっきりの笑顔でいうジュードにレイアは見開いた瞳が熱くなってきた。自分を気遣い、そんなことを言ってくれる彼がやっぱり大好きで愛しい。レイアは目の前にある彼の胸に思いっ切り飛び込んだ。


「ありがとう、ジュード!!」

「うん、僕達なら絶対作れるよ」



お互いの存在を確かめ合うかのように抱き合い、いつか訪れるであろう幸せな未来を描く……
子供だった自分達は、いつしか大人になっていく…

子供の頃から一緒の君は今も此処に居る、この先の未来もずっとずっと…――






―――――

いい夫婦の日…?
関係なくなってしまった…この二人はいい夫婦というより、未来を約束する感じにしたかったんですが…もっとそんな感じの雰囲気をだしたかった…

一気に書き上げたから駄文がもっとダメダメに…orz

とりあえず、なんとか間に合いました…´`





111122

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あきゅろす。
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