こねた
トロピカルな国へ[黒曜]
黒曜(ギャグ)
「骸さま〜」
黒曜ランドの建物の中の一室に少女の声が響く。その声は、ソファーに座り本を読んで寛いでいた"六道 骸"に向けたものだった
「おや、どうしました?可愛いクローム」
まるで、ぽてぽてという効果音がつく様な走り方で骸の元へ来るクローム。なんとも可愛いらしい姿だ。
「あの…その…」
もじもじとしながら、俯くクローム。そんなクロームにくすりと笑い頭を撫でてやる
「どうしました?何か聞きたい事でも?」
優しく顔を覗き込んでくる骸に微かに頬を染める。
そして、そんな優しい骸に安心したのか再び口を開く
「実は、その、聞きたい事があるんです…」
「はい、何でしょう?僕が答えられる事なら何でも答えますよ」
にっこりと笑いクロームに言う骸
「本当ですか?」
「はい」
「じゃあ……
"ナッポー王国"って何処にあるんですか?」
その質問にぴしりと固まる骸
自分の目の前には、どうしたんですか?と言いたげに首を傾げているクロームの姿
「…クローム、犬は何処に居ますか?」
「えっと…隣の部屋です…」
そう答えれば、骸は三叉槍を手に持ち、物凄い速さで走って行った
―「ギャッ!!骸様だびょん!!!」
―「クフフフフ…犬、覚悟して下さい。よくも、僕の可愛い可愛いクロームを…」
そんな声が聞こえてから、彼女の耳には犬の大きな叫び声が聞こえてきたという
黒曜ランドは今日も平和(?)です…
おまけ♪
「千種…犬は…?」
「あっちに、それらしきものがあったよ…」
「……?」
「片付けるのめんどいから、そのままにしとく…」
「そうなの…?」
「うん…」
―――
何がしたかったんだろ…
ナッポー王国を信じちゃう髑髏ちゃんが書きたかったのです。
付けたしで、犬が髑髏ちゃんに「骸様にナッポー王国について聞いてこい」ってパシったのです。髑髏ちゃんは首を傾げつつも骸様に聞きに行った。みたいな…?(汗
駄目だこりゃ…
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