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素敵小説の部屋
1
「シンクは…誕生日、いつ?」
アリエッタが唐突に聞いてきたのは、導師イオンの誕生日が数日後に迫ったある日の事。
導師イオンの誕生日。
それは、一個人の誕生日を祝うものではなく、ローレライ教団のイベントに近い。
「…何、急に」
「シンクの誕生日…知らない、から…」
レプリカであるイオンやシンクにとって、その日はあくまでもオリジナルの誕生日。
シンクの誕生日、は。
Anniversary
「…知らない」
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