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☆★STAR★☆
うわき


「俺とヤるって事は浮気になりませんか?…彼氏である慎太郎さんが男と浮気した事を知ってしまったら彼女さんがきっと悲しみますよ?かなりショックだと思います」


「……。」

慎太郎さんは無言だった。


お?…無言って事は俺からの言葉のボディーブローが効いてるって事じゃん!?

この調子だ俺!頑張れ俺ッ!


「慎太郎さんには、あんな美人な彼女さんがいるのに、俺みたいな平凡で存在自体がミジンコみたいな、しかも男子となんて浮気したら駄目ですよ」


俺は既に勝った気でいたのだが…


「彼女?」

「はい、色白でショートヘヤの似合う綺麗な彼女さんです」

「フフ…、残念ながら彼女とは先日別れたばかりですよ。どこかの鬼上司のおかげで今回の彼女とも仕事が忙しくて中々会えずにいたのが原因で先方から振られてしまいました。」


「・・・・。」
今度は俺が無言になった。

気まずい、非情に気まずいです。

そのまえに多分あれだ、またしても俺…ピンチじゃないでしょうか?


「私も男相手の行為にどれだけ順応出来るか解りかねますが、暫く彼女とも会えずにいましたので、正直溜まってますから勃起は可能です。安心して下さい」

慎太郎さんは首を傾げてニコッ!と笑った。

ってか、安心できねーよ!
そして何よりも勃起しなくていいから!

俺が次の攻撃を考えていると、慎太郎さんは素早く俺のズボンと下着を膝もとまでズリ降ろしやがった。

「うわッ!!?」

いっきに下半身が涼しくなり、慎太郎さんに半起ちの恥ずかし姿になった性器を見られて泣きたくなった。


「ぃや、み…見ないで下さい」

ズボンを脱がす際に慎太郎さんは拘束していた俺の腕を離したので、俺も自由になった両手で陰茎を隠した。


「何故隠すのですか?」

「恥ずかしいからに決まってるじゃないですか!」

「そうですか」

軽く流され、慎太郎さんは俺の股間に手を伸ばすと強引に手をどけて陰茎を握り締めた。

「んァっ!」

俺はこれ以上の行為を阻止するために慎太郎さんの手首を掴んだのだが慎太郎さんは陰茎を握り続ける。


「やめて下さい」

「止めませんよ。」

慎太郎さんは腕を軽くスライドさせ始めた。


「…ぁ、ッ!」

「男の陰茎を触るのは抵抗が有りましたが……以外と気持ち悪く思わないのは相手が歩夢君だからでしょうか」

冷静に自己分析をする口調で慎太郎さんは俺の陰茎を観察しながらも触りまくる。

亀頭を摘まれたり、人差し指で尿道を突かれたり、全体を握られて扱かれた。


「あ…止めて、触らないで…、嫌です!離して下さい!」

俺の言葉を聞いた慎太郎さんは肩眉をピクリと動かして俺を見た。

「男子生徒3人に輪姦されそうになり、それを許すと言った君が、少し陰茎を遊ばれただけで触るなとは不思議な話だ。私に触られるのがそんなに嫌ですか?」

慎太郎さんは少し不機嫌になると技と激しく陰茎を扱きだした。

−クチュクチュくちゅッ

「あぁ、っ、ぁ、だめ…ん、ゃめ、てぇ」

扱かれる刺激に尿道から汁が溢れてきて、陰茎を扱く慎太郎さんの手を汚してしまい、恥ずかしい粘着音が部屋に響き俺は全身を赤らめて赤面した。

「嫌だ駄目だと言いながらも、こんなに濡らしてイヤらしい…本当は感じてますよね?」

「んっ、ぁ、感じて…ない…ッ」


恥ずかしい指摘をしないで欲しい。

どうして反応してしまうのだろうか、快感に弱い自分の身体が憎い。

正直、慎太郎さんが手を動かす度に背筋がビクビクして甘い電流が下半身から巻き起こっている。

だが俺も意地をはって口では感じてないと言い張る。


素直じゃない俺に対してさらに意地悪をしたくなったのか慎太郎さんは竿を扱きながらも空いた手で亀頭を責めてきた。


「やあぁッ!んぁ、ダメェーッ!」

−ちゅくッ!くちゅくちゅクチュッ!!

肉棒と亀頭を同時に責め立てられ、強い刺激に熱が全身を駆け巡る…


「おや?睾丸が少しずつペニスの根元へと、せり上がってきましたね。尿道球腺液も凄く出てきているし…」

慎太郎さんは俺の状態に気付いたのか、射精を促すように手の動きを早くし始めた。


−ぐちゃぐちゃぐちゃ!!


「あっ、やめて…ッ、ダメだめぇッ!だめッ!!」

「何がダメなんですか?此処で手を離しても良いんですか?そろそろ射精をしたくて仕方がないのでしょう?ほら、激しく扱いて差し上げますよ」

−ぐちゃぐちゃぐちゅぐちゅっぬちゅッ!!!

「あぁっ、いやぁあー、あっ、アッ、ダメ、イっちゃうッ!…ン、アァッっ!」


−ピュピュッ!!


我慢出来ずに俺は慎太郎さんの前で吐精をしてしまった。


精液で自分の腹を汚した俺は、呼吸を荒くして下にいる慎太郎さんを見た。


さっき、阿部達にもイかされたはずなのに、思ったより精液の量が多く出て驚いた。


俺の腹に存在を主張する白濁液を見て、口角を上げて意地悪そうに微笑んだ慎太郎さんが一言。



「い・ん・ら・ん」



その言葉に俺は泣きそうなくらい恥ずかしくなって瞼を硬く閉じた。


淫乱……


俺、男なのに・・・





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