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☆★STAR★☆
とくべつしどー


と、特別指導…ッ!!?


「やめて下さいッ!慎太郎さんッ!!?」


慎太郎さんは、俺の顔を見たが無言のまま視線を下へ向けた。

俺の上半身をジックリ観察しながら腹や腰を掌で撫でまわした。

「細いですね、まるで女子の様です。この白い首元なんて特に…」

慎太郎さんは俺の首元に顔を埋めると舌を這わして首の付け根から顎の辺りまで大きく舐め上げた。


「ヒャッ!!…しんたろうさん、やめ…、あぁ!!」


顎を舐め上げると、そのまま舌をスライドさせて耳たぶを口に含み、さらには耳の穴に舌を挿入された。

条件反射なのか、俺の弱点なのか…耳を責められると背筋がゾクゾクして力が抜け、おまけに変な声まで出てしまう。


「…やぁ、ゃめ…っ!」


耳から舌を抜き取り、呼吸を荒くした俺の顔を正面から覗き込んだ慎太郎さんは楽しそうな顔をしていた。

綺麗な顔がだんだん近づいてきた。
慎太郎さんが瞬きをする度にフサフサの睫毛が御辞儀をしているみたい。
…って、そんな事がハッキリ解る程に慎太郎さんの顔が俺の顔に接近していて焦った。

「ちょっ、慎太郎さん!?…近いですッ!・・ウぐぅッ!!」

うるさいと思われたのか口の中に指を入れられ咥内を長い指で弄ばれた。

慎太郎さんの指が俺の舌を触ったり、頬裏を指の腹で撫でたりするもんだから、唾液がどんどん溢れてきて慎太郎さんの指を濡らしてしまう。

−ぴちゃ、ぴちゃっ

指を抜き取ると、唾液で糸を引いたヌルヌルの指で俺の乳頭を触り、濡れた指先でクリクリと硬くなった乳首を滑る指で捏ねくり回した。


「ん、やっ、やだ、止めてくださいッ!!」

慎太郎さんは又しても無言で俺の体に顔を埋めると肌に唇を這わせてキスをしていく。


−ちゅっ、チュ…


唇はどんどん胸の突起へと向かっていき、唇を這わせながらも時々舌を出して進むと、指で弄っている胸とは別の乳首に吸い付いた。

−ちゅうぅ〜〜

「あぁっ!…やめぁ、んッ!!」

慎太郎さんは俺の胸を指でイジメながらも顔を離すとまた、俺の顔を覗きこんだ。


「男子なのに胸だけで感じるんですか?…こんなに乳首を起てて、いやらしい身体ですね」

慎太郎さんは鼻で笑うと指先で俺の乳頭をピンッ!と弾いた。


「はンッ!」

「このまま乳首だけでイけるか試してみましょうか?…それとも早く下半身を弄られたいですか?」


慎太郎さんが膝を俺の股に割り込ませると、下からグイグイと股間を押し上げた。


「ゃ、やだぁ…ゃめて」

俺は顔を真っ赤にしながら泣きそうな顔で慎太郎さんを見た。

「なるほど。そんな嗜虐心を煽られるような顔で見られたら、確かにもっと虐めたくなってしまいますね…」

「??」

「ご自分が男を興奮させる表情をしている事に気付いてないのですか?・・・無意識のうちに男を誘うなんて、いやらしい子だ」

このセリフ、以前誰かにも言われたような・・・。

俺が記憶を辿っていると下半身に甘い感覚がした。

あわてて下を見れば慎太郎さんはズボンの上から俺の股間を優しく撫で回していた。…かと思えば、存在を主張しつつある俺の陰茎をギュッ!と遠慮無く握った。

「ひぃいいッ!!」

「おっと…すみません。他人の陰茎なんて握った事が無かったものですから、ついつい乱暴な触り方になってしまいました」

慎太郎さんは手を離してくれたが、指先で今度はファスナーを摘んだ。

「ズボンの上からだと難しいので、直接触ります。男を相手にするのは初めてなので、優しく出来ないかもしれませんが…頑張って下さいね」


頑張って・・・って、何をッ!!?

俺が顔を青くして慎太郎さんを見ていた事に気付いたのか、視線を合わせると彼はニコッ!と、嘘くさい笑みを浮かべた。


「手加減出来ずに、アナルを壊しちゃったらゴメンなさい。…私の結構、大きいみたいなので痛いかもしれませんが、今回の痛い思い出をきっかけに、もっと男性に対して警戒心をもって下さいネ。」


痛い思い出?

それって、つまり俺のお尻に…酷い事をするって事…?


こッ、怖すぎる!!!


これから訪れるかもしれぬ不安と恐怖に、どんどん血の気が引いていく。


「スパルタ教育で申し訳ないですが、挿入したら初めからガンガン突き上げるつもりなので覚悟しておいて下さい」


覚悟なんて出来る訳がないッ!!

無理無理無理無理ッ!ムリーッ!!!!


ってか、マジで
「やめて下さい…、お願いします」

あまりの恐怖に俺の声は震えていた。

隙を見てどうにか逃げ出せないモノかと部屋の間取りを確認する為に視線だけをフル回転させた。

すると、机の上に立てられたデジタルフォトフレームが目に付いた。

あれは…、慎太郎さんと若い女性のツーショットだった。

どうみても彼女。

よし!
これは使えるかもしれない!!


「慎太郎さん、良いんですか?」

俺の問いかけに訝しげな表情をした慎太郎さんは、顔を上げて俺を見た。


「何の話ですか?」

「教育や指導と言ってますが、つまりは俺と…その、身体の関係を持つって事ですよ?」

「そうですね。これから激しいSEXをする予定です」

慎太郎さんの言葉に俺は言葉を失いかけたが・・・負けないゾッ!!




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