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ダークネス・ゲーム

 友梨はチラリと横で真剣を構える昌獅を見詰めた。

「………ねえ。」
「ん。」
「貴方は何をそんなに憎んでいるの?」
「――っ!」

 昌獅は目を見張り、友梨をジッと見詰めた。

「こんな事聞いといて、なんだけど、理由は聞かないでおくね。」
「……。」
「ただ、何となく貴方のそんな目が憎んでいるような、悲しんでいるような、そんな複雑な目付きだったから。」
「……。」

 昌獅は結局何も言わないまま、階段の縁を乗り越え下へと落ちていった。

「あ……。」

 友梨は驚いて、目を見張ったが、すぐに、彼を追いかけるように降りていった。

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あきゅろす。
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