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The BasketBall Which Kuroko Plays
☆▲何事もパートナーが大事である 【10/9 紫原 敦】









ボンッ!


『え、えぇぇぇ!?』

「アレ?可笑しいなぁ……」




イヤイヤイヤ、可笑しいのはアンタの方!
何でレシピ通りに作ってるものが爆発するの!?




『ちょ、辰也……何を入れた、何を!』

「え?アツシの好きなまいう棒?」

『バカァアアアアッ!!』




何処の世界にケーキの中にまいう棒入れる奴が居んの!?
イヤ、ココに私の目の前に居るケドさ!?
それでも普通は爆発しませんけどね!!




「だって好きな物を入れた方が美味しいでしょ?」

『その変な思考のお陰で"また"一から作り直しだけどな!!』




何で私が"また"を強調させたかというと……

(あ、コレ入れてみる?)
(何故ポテチ!?)
ボンッ!

(アツシは確かコレ好きだったよね?)
(飴はケーキに入れる物じゃ……っ!!)
ボフッ!

(じゃあ、コレなら良いんじゃない?)
(あ"、バッカ!そのままじゃダ…メ……!)
ドフッ


…………と、まぁこんな感じでこの調子ですよ
最後とか普通に溶かして混ぜたり飾りにするチョコをそのままスポンジに入れている
何で爆発すんの!?
辰也が触るもの全部爆発でもするの!?
てか、スポンジ焼くのってこんなに大変だっけ……?




「まいう棒でもダメか……じゃあ後アツシが好きな物は……」

『何も入れなくて良いからね!?』

「それじゃあ普通過ぎてツマラナイじゃないか」




いやいや普通で良いんですよ、辰也さん
貴方敦に何食わすきですか?ん?
にしても……黒いなぁ辰也……
敦に何か怨みでもあんの……?




「特にそういうのは無いよ?」

『人の心勝手に読まないでください、後その笑顔が逆に怖いです氷室さん』

「元々こういう笑顔だよ」

『絶対違っ、ってアホォオオッ!!』




あっぶねぇ……また得体の知らんもの入れようとしてたよこの人




『あーもー、変な事すんな!!』




私がやるっ!そういい私は辰也から材料を奪っ……避難させた

そして遂に、やっと、無事に完成させる事が出来た




『やっと出来てきたー……』




スポンジも綺麗に焼け、周りや飾りのクリームも上手く塗れて絞り出せた
後は飾りだけ――――




「飾り、どーするの?」

『辰也は何乗せたい?』




辰也は暫く考えて敦の好きな物と答えた
敦の好きな物……ってまいう棒?
後はチョコ、ポテチ、つかお菓子全般

だったら……




『チョコプレートにペンで文字書いて……砂糖菓子の人形を乗せれば良いかな?』

「うん、それで良いんじゃないかな?」




そして、ついに――




『出来た!』

「ケーキ1つに結構かかったね……」

『そりゃあ、誰かさんが要らんものを入れて爆破させて一から作り直したからね。材料代やら時間やら倍はかかりましたとも!!』

「まぁそれは置いといて」

『置くわけ無いだろバカヤロウ。私の金返せ!何で全部私の自腹!?』

「アツシにケーキ、渡しに行こう?」

『見事にスルースキル活用するな!……でもまぁ、そうだね、行こうか?』




そうして私達は敦を探しに出た
そして案外すぐに見つかった




『「敦!/アツシ!」』

「どーしたのー?」

『ハイ、コレ!』

「何コレ?」

「アツシ、開けてみて?」



ガサッ



「――室ちん、篠ちん」


『「Happy Birthday、Atsushi!!」』

「……ありがと、2人とも。大好き〜!」














(はい、敦。僕から個人で、ね?)
(はっ!?何で私なの辰也!!)
(ありがと室ちん〜!じゃあケーキと一緒にいただきま〜す!)
(イヤァアアアアアッ!!)


















―――――――
ハイ室ちんヒドイね、色々と……

ごめんなさい、室ちんファンの皆様!!
嫌いじゃ無いんです!
寧ろ好きなんです!
何かイメージが腹黒いって感じがあるんですよ……室ちんって!

むっくんとの絡みが少ねぇええええ!!
むっくんの誕生日夢なのに!
しかも最後とか裏入る直前というね……
もっと文力を上げたい………

それは置いといて……
むっくん誕生日おめでとう!!



再編集150325



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あきゅろす。
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