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Dangan ronpa Series
▽正直が一番 【日&狛&苗】














前行くある二人のある所に私はどうしても目がいってしまう
あ、変な所じゃないからね?ないからね!?





一人は可愛く弟のようで、笑顔が眩しく可愛くて素直。身長を結構気にしている苗木誠クン

もう一人はこちらも可愛いが頼りになる兄のような人でシャイ、こちらの場合は他の人より厚すぎる胸を気にしている日向創クン



二人に共通するある物。風も無いのに勝手に揺れ動く物。
二人の頭に生えているアンテナである!(本人達はアホ毛と言い張る)

……引っ張ってみたいよね
そう思ったのが私だけじゃないって信じてる!
と、言う訳で引っ張ってみよう☆←







グイッ











「ひぇっ!?」

「っあ!?」

『……反応可愛いな、おい』

「い、いきなりどうしたの?」

「人の髪をいきなり引っ張るなよ!抜けるかと思った……」

『いやぁ…、二人の後ろ姿見てたら何か引っ張りたくなっちゃってさぁ……』

「つまり理由無しか、お前」

『…………えへ☆』

「……狛枝呼ぶぞ」

『スミマセンでしたぁあああああああっ!』

「え、どうしたの……?」

「あー…、紫嶋と狛枝は幼馴染みなんだけどさ、コイツスゲー狛枝の事苦手なんだよ。でも逆に狛枝はコイツの事溺愛してるからコイツの姿見っけたら犬の様に飛び付く、そしてコイツは逃げるのが日常だ」

「………大変だね」

「俺が呼んでも来ないだろうけど、今は苗木が居るからお前が呼べばアイツはどっからともなく生えて来ると思うぞ」

『それは違うよ、日向クン!』

「いきなりなんだよ!」

『凪斗は日向クンの事大好きだよ!』

「いや、それはあり得ないだろ」

『凪斗は日向クン限定のツンデレなの!凪斗よく日向クンにヒドイ事言っちゃったって後悔してるもん』

「はぁ!?」

「あ、それならボクも知ってるよ」

「苗木も!?」

「うん、よく正直になるにはどうしたら良いとか相談されてたし。日向クンに対しての事だったんだね」

『私は日向クンって分かった上での相談だったよー』

「お前、狛枝苦手じゃなかったのか!?」

『希望厨の凪斗でなきゃ平気だよ』

「……アイツが普通の時ってあるのか?」

『少なくとも日向クンの事を話す時の凪斗は純粋に友達の事を楽しそうに喋る一人の男子だよ』

「その時の狛枝クンの目は小さな子供のようにキラキラ輝いてるんだよ」

『幼い頃に戻ったみたいで私は嬉しいよ、でも今の凪斗を否定する気は無いよ。苦手だけど……』










そうか……、と言った日向クンの顔は何処か安心したような表情を見せた

日向クンも別に凪斗の事を嫌いではないのだろう
多分あの希望厨のせいで近寄りがたいだけだ


そして私は二人の嬉しそうな表情と共に犬の尻尾の様に揺れ動くアンテナを見てダブルで微笑ましいです、ハイ。
……とりあえず二人に抱き付きたい











『ね、二人とも』

「「どうした(の)?」」




ギュッ




「……え」

「は……?」

『あーもー二人とも超可愛いっ!』

「っえぇぇえええええええ!?」

「ちょっ、バカ!放せって!」

『イーヤーでーすー』










抱き付いた瞬間二人のアンテナがピーン!と伸びた
本当に面白いな……、マジでどうなってんの?

そしてそんな至福の時によく見慣れた白くてフワフワした毛が視界の端に見えた
…………白くてフワフワした、毛?











「……ちょっと、何してるの?」

『あ……』

「こま、えだ……」

「狛枝クン!」

「…いくら苗木クンでもノアは渡さないよ」

「いや、お前のじゃないだろ……」

「予備学科は黙っててよ」

「はいはい」

『な、ななな凪斗…!素直にならなきゃダメじゃん!』

「っ……何言ってるのノア、ボクはいつでも素直だよ?」

『ひ、日向クンにそんな酷いこと言いたくないのに?』

「っちょっ、ノア!?」

『いつもうっとおしい位後悔してるのに……!?』

「紫嶋さーん…バラしちゃってるよー……」

『……あ、』

「……ノア、苗木クン、日向クンにさては言ったでしょ!?」

「あはは……、ゴメンね狛枝クン……」

『だって日向クンってば凪斗に嫌われてるって自嘲的に言うから……』

「いや、誰だってあれだけ言われれば思うだろ」

「あ…う……」

『だ、だから言ったの!』

「紫嶋さんってば苦手意識が消えかかってきてるね」

『あ、本当だ……。でもこうして希望厨の凪斗にちゃんと向き合って言わなきゃいけないことだし!』

「ぅううううう……っ」

『さぁ、凪斗…!』

「……いや、無理に思って無いこと言わなくて良いぞ?」

「っ!?それは違うんだ日向クン!」

「お、おう…… 」

「ボクはね…………」










凪斗は日向クンの誤解を晴らす為一生懸命自分が本当に彼に向けている気持ちをゆっくりと今度は間違えないように一言一言紡いでいた

そして最後に凪斗が友達になってくれと言った時に日向クンはどんな事を言われたって俺とお前はもうとっくに友達だからと言った時の二人の笑顔を私は忘れない






この件以来私は希望厨の凪斗でも大丈夫になりました
まぁ、苦手なのは変わりないんだけども……

でも、それ以上に一緒に居る二人は可愛くて、そこに苗木クンが加わると更に天国な訳でして
今までとは逆で私が抱き付きに行くようになりました









今回の件で只一つだけ言える事…………

この三人は可愛い、天使です!

















(はぁ…、見てるだけで癒されるわ……)
(紫嶋さんっ)

ギュッ

(うわっ、どうしたの苗木クン)
(ボクからも抱き付いてみようかなー……なんて)
(あー!苗木クン何してるのさ!ノアはボクのだよ!)
(何言ってるの狛枝クン、まだ紫嶋さんは誰のものでもないよ?)
(とにかくお前ら紫嶋から離れろ!)

((日向クン嫉妬?))
(ばっバーロー、そんなんじゃねーよ!)
(とりあえず三人共離れて、重い暑い潰れる!)

















――――――………

ただほのぼのしたかっただけです、はい
最後には夢主の取り合いです!

俺得です、何がしたかったのかワカラナイ\(^o^)/
長くなりました、ごめんなさい!



130923






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