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Uta No☆Purinsusama♪
☆ちゃんと呼んで 【美風 藍】 20000hit るあ様リク














「名前、」

『藍ちゃん、どうしたの?』

「……」

『え、呼ばなかった?』

「………」

『無視ですか!?』











名前、鈍いにも程があるでしょ


何で僕が呼んだのに返事をしないかって?

そんなの決まってるでしょ?



付き合ってもう結構経つのにまだ"ちゃん"付け呼び。


そろそろ僕は呼び捨てで呼んでもらいたいワケ。

男に"ちゃん付け呼び"ってどうなの……



そう言われるって事は男と意識や認識をされていないって事な訳?

………それって悲しいよね。







と、言うわけで認識されるよう、呼び捨てで呼べるように教育しなきゃね…?











『何だよもー…、自分で呼んどいて無視って……』

「名前、」

『あー、ハイハイ。なんでしょうか、美風先輩?』

「……何、怒ってるの?」

『べっつにー?』

「ふぅん…、ねぇ、コッチ向いて」

『な……っん!?』













何?

そう言おうとしたけど、言えなかった。って感じかな?



まぁ、理由は簡単。
僕が名前にキスしたから、ちなみに深いヤツ。

名前が僕の胸を叩いたから名残惜しくも離してあげた。

離れた時に銀の糸が二人を繋いでいてエロく感じたのは秘密だ。












『っは…!い、いきなり、なにす…!』

「キスという名のお仕置きと教育?」

『はぁ!?』












そんな事される記憶が無いって顔してるね?

あるからしてるんだよ、僕は必要の無いことはしないからね。




ここまでして分からないなら直球の言葉で言ってあげる……












「名前はいつになったら僕の名前から"ちゃん付け"を取ってくれるの?」

『え、は?』

「だから…、何で呼び捨てで呼んでくれないの?」

『と、言われましても…。慣れちゃったもんは仕方無い。』

「ショウとナツキは?」

『翔ちゃんor翔、なっちゃんorシノ』

「マサトとレン」

『まさやんorまさ、レンorレンレン』

「オトヤとトキヤ」

『おとくんor音也、トッキーorトキヤ』

「セシル」

『セッシーorセシル』

「レイジとランマル」

『嶺ちゃんor嶺二、蘭ちゃんor蘭丸』

「僕とカミュ」

『藍ちゃん、カミュorミューちゃん』











はい、可笑しいよね?
何で僕だけ一つしか無いの。

他の皆は呼び捨てとあだ名があるのに…




てゆうか"ちゃん付け"多いね…












「ちなみに聞くけど、リューヤとリンゴは?」

『リューヤ先生orリューヤさん、リンゴ先生orリンゴちゃん』

「予想はしてたけどやっぱそうなんだ……」

『だって慣れちゃったもんは簡単には治せないよー』

「まぁ、それを僕が今から教育し直していくんだけどね」

『っえ"!?』

「ふふ…、楽しみだね?」

『だっ、誰かーっ!ヘルプミーーッ!!』















(もう、何回言ったら分かるの?呼び捨てだよ、よ・び・す・て)

(っあ、ああああ、あ、い……くん…)

(藍だよ、あ・い。"くん"要らないから)


チュッ


(っああああああ、藍!?)

(やっと言ってくれたね?)















――――――――………



遅くなりました、20000hitキリリク!
るあ様、リクエストありがとうございます!!

藍ちゃんはこんな感じです良かったでしょうか…?



お持ち帰りはるあ様のみ。
書き直しもるあ様からのみ受け付けます。



20130207

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