Uta No☆Purinsusama♪
★Do you play with Me？ 【美風 藍】
最近、藍が構ってくれない。
前は面倒そうでもちゃんと構ってくれたのに!!
……いや、嫌がって無いからね？本当に嫌だったら藍ってハッキリ言うタイプだし。
仕事が忙しいのは分かるよ？
私も最近作曲の仕事が多くてお互い会えなかったからさ……
な・の・に！
なのにだよ？私の誘いを断った日に同じ作曲家のはるるん(春歌)と一緒に居たんだよ!?
しかも楽しそうに笑って……
私にはそんな顔見せた事、全くと言って良い程無いのに！
私、本当に藍の彼女なのかな…？
藍がその気なら良いもん！
私は翔と仲良くするもん、そしてあわよくば嫉妬すれば良いんだよ!!
私もしたんだ、その気持ちをう〜〜〜〜んと味わうんだね!!
「で、お前は俺の所に来たと」
『うん！』
「そーかそーか、よーく理解………出来るかぁああああっ!!」
『何で!?』
「お前なぁ…、藍のとばっちりを一番受けるのは俺なんだぞ!?」
『うん、知ってる』
「そんなん分かってて、ハイそうですか、なんて無理だ！」
『うん、分かってて言った』
「俺に死刑宣告を降してるようなもんじゃねーかっ！俺だって命は惜しい……って、なんつった？」
『へ？』
「だから、俺との会話でなんつった…？」
『うん、知ってる？』
「その後、」
『うん、分かってて言った！』
「じゃねーよっ！は、何分かってて言ったのかお前!?」
『モチのロン、そんなん分からない程バカじゃないよ〜』
「バカだよ、ヴァアアカッ!!」
翔はバーカバーカ！と怒り半分呆れ半分で叫んできた。
ガキかアンタは……
だって頼れそうだったの翔くらいしか居なかったし？
那月はまず嫉妬の範囲外。
他の後輩くん達はワンコに堅物、むっつり、フェロモン、ニャンコ。
私達と同期の奴らは唐揚げ、厨二病、超激甘甘甘甘甘党。
ちなみに順番は音也、真斗、トキヤ、レン、セシル。
嶺二、蘭丸、カミュである。
中にはヒドイと言う方も居るだろう…、しかし！コレが変えようの無い事実であり現実なのである!!
まぁ、翔も同じ様なあだ名付けるとチビとか童貞とか当てはまるんですが。
………コホン、とにかくその中では一緒に居て一番妬いてくれそうな人物が翔という訳だ。
「……名前。お前、俺に喧嘩売ってんのか？」
『ヤダナーソンナコトアルワケナイヨー』
「じゃあ何で片言なんだよ!!」
『チッ…、また口が滑ったか……』
「オイコラ、舌打ち聞こえてんぞ」
『…てへぺろ☆』
「ウゼェエエエェエエッ!!」
****
「ねぇ、ナツキ？」
「はい？何ですか？」
「…一回位ショウは痛い目をみないと分からないのかな……？」
「えーと…ですね、アレは翔ちゃんと言うよりアダ名ちゃんの愛情(?)だと思いますよぉ？」
「彼氏のボクに向けてじゃなくショウに向けて？」
「あれも藍ちゃんへの愛情の一種ですよぉ〜、それは本人に聞いてみて下さいね？」
「ふーん…、愛情の一種ね……」
****
「なぁ、藍の視線が半端ねぇんだけど……」
『あ、うん。ずっと見てるね(翔だけを)』
「心の声聞こえてるからな!?……でもそうなんだよなぁ…、つか視線つーより殺気殺意がこもってる気が………」
『気のせいじゃないカナ？』
「キラッキラの笑顔で言うな、親指立ててグッドポーズすんなぁああぁあぁぁあっ!!」
「ショーオー？」
「っんはぁい!?」
「さっきっからウルサイよ…？」
「スッマセンでしたぁああ！」
「あ・と、名前はボクのだから。ボクよりスキンシップとか多かったり激しかったら………」
「たら……？」
「いつものメニュー10倍ともっと過酷な事になるから」
「ハイ、以後気を付けます……」
「あ、名前は別の意味で激しくなるからね？」
『えっ、ああああ藍!?////』
「今回は見逃してあげるよ、けど次は無いからね…？」
『「以後気を付けさせていただきます…」』
(藍って予想以上に妬くんだな…)
(うん、何回か痛い目をみないと分からないのかなって言ってましたよぉ〜？)
(それって翔？それとも私!?)
(言った時はショウだったよ、けど今は……フフ…)
((絶対私達/俺達2人一緒だ…！))
―――――――………
Allstar発売！
という勢いでやらかしました。
アイアイ嫉妬♪
そして翔ちゃんとの絡み多っ！
わか様、リクエストありがとうございました！
ちなみに親指立ててグッドポーズはこんなのです(^^)d←
130307
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