ネタ帳
嘘でしょ!?
目が覚めた瞬間に違和感があった。それを掴むために昨日の、特に夜からの事を思いだそうとする。
昨日は何も予定がなくて、たまには外でうまい酒でも飲もうかと街に繰り出して…――それで、それで?
「あぁ、美人に声かけられたんだった……」
一人きりの部屋に思いのほか大きく響いた。
「それにしても高そうなホテルだなぁ〜、うん?」
俺一人で、こんな所に泊まる訳なくない?じゃあ俺なんで一人なの?シャルナークはそろりと自分の体を確認する、裸だった。
「嘘、まさか逃げられた?俺が…?!」
さらには支払いも終わっていた。なんだかとても切なくなった。
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