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[鬼灯の冷徹]補佐の補佐
画力
桃「こんにちわー!」

貴「桃太郎さん、こんにちわ。どうしたんですか?」

桃「この書類に怜さんか鬼灯さんの確認印をもらいたいんですけど」

そういい「門の改装」と書かれた書類を持ってきた。

貴「…門の改装って地獄の門ですか?」

桃「はい!」

貴「発行者白澤さんじゃないですか。なんでまた…」

桃「地味だよね〜…とか言ってました」

そういい苦笑いをする。

貴「地味っていってもですね…」

桃「なんかもうデザインとか決めてるんですよ。」

はぁ……と困り顔でいう桃太郎。

貴「…最終判断は鬼灯さんですけど、今日は手が空いてないので僕がデザインだけでも見に行きます。」

桃「お願いします!」

ぺこりと頭を下げてよかった〜という。







〜桃源郷、うさぎ漢方極楽満月〜

貴「おじゃましま…」

そういい扉に手をかけ少し扉を開いた瞬間ドバッと中から得体の知れない何かが飛び出す。

貴「……な、なんですか…?この気色悪い生き物は」

白「あ、おかえり〜…ってお前もいるってことは印もらえなかったの?」

桃「デザインを見に来てくれたんです」

白「それならもうできてるよ!暇になっちゃったからさ〜猫好好ちゃん書いて待ってた」

20匹前後の猫好好ちゃんは怜になついているようだ。

貴「何言ってるんですか、は?猫好好ちゃん?なんですか、これが猫だって言いたいんですか?殺しますよ?」

白「どう見たって猫だろ!!」

貴「どう見たら猫なんですか!!これあなたが書いたものでしょう!?前からむやみに実体化させないでくださいって言ってたでしょう!!」

群がう猫好好ちゃんを1匹手に取り怒鳴る。

白「なんでよ」

貴「気持ち悪いからに決まってるでしょう。…また変なオリキャラ作って…この子達が哀れだ。」

白「何が哀れなんだよ!!」

貴「全部ですよ!全部!!」

言い合う二人をまぁまぁとなだめて落ち着かせる桃太郎。

貴「どうせ、3日間くらい消えないんでしょう、これ。」

猫好好ちゃんを指差し言う。

白「消えないよ。」

貴「才能の無駄使いにも程がありますね……で、そのデザインを見せてもらえますか?…どんなのかは想像できますけど」

白「お前の想像力じゃ計り知れない最高傑作だよ!」

貴「はいはい。」

適当に返事をして白澤のもっている紙を受け取る。

貴・桃「「!?!?」」

貴「いや、はい。確かに計り知れませんでした。約2億年生きてきた中で一番恐ろしいです、これ。」

桃「地獄絵図より地獄絵図だ…。」

白「うまいでしょ?」

自慢げにいう白澤。

貴「…一応聞きますけど、これ何を書いたんですか?」

白「天国絵図と地獄絵図だよ、上が天国で下が地獄」

貴「そうですね、この紙のどこに天国の絵が書かれているんですか?まぁ、地獄はものすごく恐ろしいですけど。」

白「天国書かれてるじゃん!…あ、それと地獄には閻魔大王と鬼灯と怜がいるよ」

貴「どれが僕ですか?」

白「これ」

といいムー●ンのニョ●ニョロみたいな絵を指差す。

貴「……ニョロニ●ロじゃねぇか!!!((バキッ!」

しばらく指さされた絵をみつめ白澤を殴る怜。

白「いった!!何すんだよ!!」

貴「とりあえず門の改装は却下です。認めません。では」

桃「わざわざ来てもらったのにすみませんでした…」

ぺこりと頭を下げる桃太郎。

貴「いえ、桃太郎さんは悪くありませんよ。」

ニコリと微笑み歩き出す。







〜閻魔殿〜

閻「ちょっと、怜くん…それ、何?」

貴「猫好好ちゃんだそうです。3日間世話よろしくお願いします。」

閻「嫌だよ!!世話ってこの子達なに食べるの!?」

猫好好ちゃんを手につかみ言う。

貴「しりません。ほっといていいんじゃないですか?さっさとくたばってくれた方が好都合ですし。」

閻「そ、そんなぁ〜…自分で世話してよ…」

貴「閻魔大王が真面目に働いてくれれば世話をする時間ができるんですけどね…そうもいかないようなので、暇な大王がしてください。では、まだやらなければならないことがあるので失礼します。」

閻「……世話も押し付けられて、罵られた…」


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あきゅろす。
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