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[鬼灯の冷徹]補佐の補佐
宴会
閻「鬼灯君!怜君!!お酒飲みに行こうよ!」

貴「………え、いいですよ…。」

閻「行きたくなさそう!!」

鬼「嫌です!!」

閻魔大王のいきなりの誘いに答える。

閻「そんなこと言わずにさ〜!行こう!!」







〜居酒屋〜

店員「いらっしゃいませ〜!」

閻魔の誘いに半分無理やり連れてこられた鬼灯と怜。

白/鬼「…最悪/最悪です。」

貴「ハモりましたね、お見事です。」

ぎりぎりとお互いの頬をつねる鬼灯達をよそにお酒を頼み始める怜。

貴「大王のおごりでいいですよね?」

閻「え、ああ…うん、いいよ」

断れなかった閻魔大王は渋々了解する。

鬼「まったく、なんでこんなところであんな変態にあわなきゃいけないんでしょうか…」

白「それはこっちのセリフだよ!!」

言い合う二人。

貴「桃太郎さんも来てたんですか。白澤さんのお酒の相手とはさぞ大変でしょう。」

桃「はい…」

ハハッ…と苦い笑みを見せる桃太郎。

そんな中グビグビと升いっぱいのお酒を飲み干していく鬼灯といろいろなお酒に手を付ける白澤。

桃「怜さんもお酒はお強いんですか?」

鬼灯の酒豪を思い出し聞く桃太郎。その質問を聞いた白澤が

白「そんなわけないじゃん!こいつすっごいお酒弱いから」

と言いながら笑う。

貴「静かにしてください。弱くはありません、普通です。」

白「何言ってんの?升2杯くらいで酔うでしょ?」

ニヤニヤしながら聞く白澤と言い返せなくなる怜。

そんな怜の頭をグリグリとなでる白澤はもう酔っているようだ。

貴「やめてください!」

ヘラヘラと笑いながらまた飲み始める白澤。

貴「そんなに飲むと明日が辛いですよ。」

一応白澤の身を心配する怜。

桃(怜さんってなんか優しいよな…)

鬼「お酒が進んでないじゃないですか。」

スタスタと一升瓶を片手に怜のところへきて怜の升にお酒をつぐ鬼灯。

貴「いや、僕はもう…(閻「いいじゃない、たまには仕事のことは忘れてハメ外しちゃおうよ!」

そういい怜の隣に腰掛ける閻魔大王。

貴「いや、でも…(白「飲め飲め!!」

白澤が怜の口に升を無理やりつける。

桃(…怜さんが小柄だからだろうか…親戚のおじさんに絡まれる高校生にしか見えない…)

貴「お酒はそこまで好きじゃないのでもう結構です!みなさん勝手に飲んでてください。」

閻「まぁ、そう言わずにさ〜」

いい感じにお酒の回った閻魔と酔っている白澤、さらになぜか機嫌のいい鬼灯のせいで2杯、3杯とどんどんお酒を飲まされる怜。

桃「……かわいそう…」







貴「…頭、痛い………。」

宴会も終わりお酒に強くない怜は大量にお酒を飲んだせいでぐったりしている。

鬼「怜、帰りますよ。」

貴「は…い…、わかりました…。」

そういいつつも怜は目の焦点があっておらず、顔は真っ赤になっている。

鬼灯はそんな怜を担ぐ。

鬼「あんなに飲むからですよ。」

貴「誰のせいだと…思ってるんですか…」

ぐったりと担がれたままの怜。

鬼「吐かないでくださいね」

貴「……はい」

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あきゅろす。
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