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小説
Episode 16 練習試合(1st STAGE:1)





「うーんっ! いい朝だね〜」

「はいっ! 絶好の練習試合日和ですね♪」


 早朝に目を覚ましたなのはとスバルは、同じく目を覚ましていたエリオを連れてロッジの外で軽く運動をしながら作戦会議をしていた。


「あれ?」

「どうしたの、スバル?」

「あれって……」

「レイス、ですね」


 スバルが指差す方を見ると、欠伸を噛み殺すレイスの姿があった。どうやら今しがた起床したばかりのようだ。


「レイス」

「あ、高町さん。皆さんも、おはようございます」

「うん、おはよう」

「早起きだね。それとも、眠れなかったかな?」

「いえ。デバイスの調整もあったので早く起きて、先程仕上げたところです」

「そっか。そういえば、まだちゃんとデバイスのことを聞いていなかったね」

「あ、すみません。本来であれば伝えてからチームを組むのに……」


 レイスは自分の愛機、ペイルライダーを取り出すと早速起動した。瞬時に双頭刃の形態へと切り替わり、なのは達はその得物に目を見開く。


「意外と大きいね」

「そうですね。取り回しの良さと攻撃範囲の広さを考えながら調整したので、これでもちょうどいい方ですが」


 刀身はレイスの腰よりも少し上にまで位置していた。デバイスは、使用者に負担がかからないように重みも調整されているが、軽すぎても取り回しは難しい。程よい重さと重厚感が武器としての自覚をもたせるのだろう。


「そうだ。レイスにどうしても聞きたいことがあるんだけど……立ち入った話だから、嫌だったら言わなくていいからね」

「…できる限りは答えます。それで、聞きたいことと言うのは?」

「えっと……ケインくんのこと、警戒しているよね? どうしてなのかなぁって」


 遠慮がちだが、一切誤魔化しのない言葉。レイスは溜め息をつくでもなく、苦笑いしているなのはをまっすぐに見詰め返した。


「平たく言うと、大人が苦手なんです。ストラトスさんは知っていますが、僕は家に家族の写真を一切飾っていません。
 と言うのも、両親は不仲でして。毎日喧嘩ばかりでしたから、離婚してからも辟易していたので中等科に上がるのと同時に1人暮らしをさせてもらっているんです」

「じゃあ、ケインくんのことが嫌いなわけじゃないんだね?」

「えぇ。ただ、彼の場合僕のことを必要以上に見透かして来ようとする節があるので。
 ラーディッシュさんは、買いかぶり過ぎなんです。僕は別に強くもないですし、珍しくもないと言うのに……」

「そういえば、ケインってば『明日はレイスを徹底的に狙う』って言ってたね」

「高町さんの砲撃で速攻で撃ち落としてもらいたいです」

「さ、流石にそれは無理かなぁ……ケインくんも結構凄いんだよ?」

「そんな相手なんて絶対に御免です」

「でも、今回はレイスしかケインさんの相手をできないからね……」

「…はぁ」


 それからも色々な作戦会議をしていると、やがて朝食の時間となった。





◆◇◆◇◆





「それじゃあ、ゆっくり休めたから、そろそろ訓練場に移動しようか」

「試合開始までまだ時間はあるけど、遅刻しないようにね?」


 なのはとフェイトが一足先に訓練場へ向かい、それに倣う形で次々とロッジから人気がなくなっていく。アインハルトも続こうとしたが、ヴィヴィオ達に断ってからレイスと共に歩くことに。


「レジサイドさんとは、別のチームになってしまいましたね」

「えぇ。しかもラーディッシュさんに重点的に狙われるようなので、ストラトスさんと手合わせをしている暇はないかもしれません」

「どうでしょう。案外、2on1で畳み掛けるかもしれませんよ?」

「その時は、どうぞお手柔らかに」


 以前、アインハルトは通り魔として戦っていた際にシグルドに敗れたことがある。レイスが魔導師志望なら、彼の実力も知りたいと思っていただけに、今回敵として相対するのは好都合かもしれない。


「さて、全員揃ったね。じゃあ、ノーヴェから試合の説明を」

「あ、あたしですか?」


 完全に自分が説明するとは思っていなかったのか、ノーヴェは戸惑いながら前に出る。


「えっと、ルールは昨日も伝えたとおり、7人ずつの2チームに分かれてのフィールドマッチです。
 ライフポイントは、DSAA公式試合用タグで管理します。それと、怪我のないよう正々堂々戦いましょう」

「ありがとう、ノーヴェ。
 じゃあ赤組、行くよ♪」

「青組も、元気よく」


 なのはとフェイトを筆頭に、それぞれがデバイスを構え、高らかに言う。


「セットアップ!」


 それぞれが光に包まれ、バリアジャケットと愛機を構える。改めて作戦を確認しようと、レイスはなのはの方を見る。ちょうどヴィヴィオと話しているが、時間もないので区切りのよさそうな所で声をかけると───


「高町さん、質問があるのですが……」

「はい、なんですか?」

「うん、何かな?」


 ───なのはとヴィヴィオ、両方が反応してしまった。そういえば2人の姓が同じだったことを思いだし、苦笑い。


「失礼しました。なのはさんの方にお聞きしたいことが」

「あ、そうだったんですか。すみません」


 恥ずかしそうに下がるヴィヴィオに「いえ」と言って、なのはに作戦を確認する。


「相手は前衛と中盤に突破力のある子が多いから、最初は守備を固めて相手の足を止めていくよ」

「分かりました」

「他に、誰か意見あるかな?」

「…はい!」

「ヴィヴィオ? どうしたの?」

「意見と言うか、お願いなんですけど……レイスさん、この試合だけでもいいのでチームメンバーのことを名前で呼んでくれませんか?」

「え?」

「いつまでも姓で呼ばれても、慣れなくて……」

「はーい、私もヴィヴィオと同意見です!」


 ヴィヴィオだけでなくリオにまで同意されてしまった。別に避けていたわけではないので、レイスもそれを二つ返事で了承する。


「分かりました。では、遅ればせながら名前で呼ばせて頂きます」

「お願いします♪」

《両チームとも、準備はいいわね。
 それじゃあ……試合、開始♪》


 メガーヌの合図と共に、スバルと相手チームにいるノーヴェがそれぞれのISで道を作り出す。青と黄色の道を、ヴィヴィオとリオ、そして相手からはアインハルトとコロナが走り出した。


「元気ですね」

「きっと楽しいんだろうね〜。
 でもレイス、本当に補助魔法をかけなくていいの?」


 走っていくヴィヴィオ達を見送り、レイスはルーテシアと並んで戦場を見渡していた。


「えぇ。勝算は皆無ですが、やれるだけやってみます。
 それに、アル……いえ、ルーテシアさんの魔力にも限界があるでしょうから、少しでも温存できるならしておくべきです」

「ふふっ、ありがとう。それじゃあ気を付けて行ってらっしゃい♪」

「…はい」


 ビルからビルへと跳び移りながら、レイスはちらりと戦況を確認する。やはりなのはの予想していた通り、最初はそれぞれのポジションがぶつかり合っているようだ。ポジションで言えばフロントアタッカーたるケインに対し、自分はガードウィングだ。ライフが多少少なくはあるものの、それが劣勢と同義とは思っていない。


(来ましたね)


 次のビルへと跳躍した瞬間を狙って、氷の刃が4つ飛来してきた。その内の3つをペイルライダーで破壊し、最後の1つに剣尖だけ当たるようにして身体を丸める。氷の刃が剣尖にあたると、その勢いでくるくると前へ回転し始めた。ちょうど良い所で身体を伸ばし、ケインを直下に捉えると双頭刃を振り下ろす。


「おっと!」


 既の所で避けたケインへ、レイスは振り下ろしたことで出来上がった岩の欠片を壊さないように蹴りつけた。しかしケインはそれらも構えていた剣ですべて叩き斬ってしまう。


「…手荒い歓迎だなぁ」

「貴方に言われるとは思ってもいませんでした」


 ケインが構えている剣を見ると、独特の装飾が施されていた。恐らく彼のために一生懸命に設計やら調整を行った人物がいるのだろう。そんなことができる人物に、しかしレイスは1人だけ心当たりがあった。とは言え、確認したところで意味などない。レイスは双頭刃を振り回し、ケインへと肉薄する。あまり自分から仕掛ける気はなかったのだが、これも作戦の内だ。

 ルーテシア曰く、ケインは楽しい戦いには熱中しやすい傾向があるとか。もちろんティアナがすかさずフォローに入るであろうことから、それは短い時間に限られるだろう。しかし、ある程度の時間は確保できると言うことだ。それをどう活かすのかまでは聞いていないが、今は必要ない。ともかくケインに倒されないように立ち回ることを優先した。


「いい太刀筋じゃないか」

「世辞は、結構です」


 膂力はどう考えてもケインの方が上回っている。それに彼専用に造られたデバイスとの相性もぴったりのようだ。これは厳しい戦いになるだろう。試合が開始されてものの数分で、レイスはこの合宿に来たことを後悔し始めていた。


「俺と、この星牙を簡単に倒せると思うなよ」

「思っていませんし、そもそも僕に倒す気があると思いますか?」

「おいおい……」


 あっけからんと言い切ってしまうレイスに、ケインの方が頭を抱えてしまう。彼は本当に人と関わるのが苦手──いや、ケインには嫌っているように見えた。一見してそんなそぶりは見せないが、一切自分のことは話さないし、なにより人を寄せ付けない雰囲気を時折醸している。これは、アインハルト以上に骨が折れる案件になるかもしれない。


「ともかく、行くぜ!」


 剣を構え直し、真正面から切りかかってくるケイン。レイスはそれを丁寧に受け止めながらも、その勢いに押されながら徐々に後ろへと後退していく。当然、建物の屋上はずっと続いているはずもない。やがて端へ追い込まれたレイスは、ちらりと後ろを見やる。その隙に攻めてくればいいのに、ケインは律儀なのかそんなことはしてこなかった。


「今の一瞬に倒せたのではないんですか?」

「それじゃあつまらないからな」

「……なのはさんが言っていました。ラーディッシュさんはお父さんに似てスパルタになってきたと」

「言っておくけど、俺の親父はもっと酷いからな。
 と言うか、あれに似てきたなんて勘弁願いたいよ!」


 ケインが再び接近してきた。レイスは双頭刃で反撃するのではなく、魔力弾で接近を阻んだ。


「カタラクト!」

(くっ! 魔力弾にしては、なんか速度が速いな?)


 よく見ると、それは球体ではなく円錐の形をしていた。貫通力と速度を優先した形だが、球体と違って魔力弾を硬化させるのが難しい。球体でも苦労する魔導師が多いのに、それを違う形にしてしまっては余計に厳しくなる。ならばレイスにはそれをなせるのかと思ったが、星牙で容易く破壊できてしまった。少し肩透かしを食らったような気分だが、いざレイスへ視線を移してみると、彼はちょうどビルから飛び降りたところだった。


「中々やるな」


 見ると、ビルから伸びている鉄骨に着地し、そこから更に地上へと跳び下りて反対側のビルの影へと逃げ込んだ。だが、ケインはそれを追いかけずに星牙を一閃した。それに応えるかのように、星牙の刀身に雷が迸っていく。


「けど、そこに逃げても無駄だぜ!」


 星牙を思い切り振り上げ、そして高らかに告げる。


「ライトニング……スマッシャー!」


 振り下ろされた星牙から、雷を纏った砲撃が一直線にビルへと突っ込んだ。いとも容易く貫通し、そして支柱を破壊したのか徐々に崩れ始めた。濛々と立ち上る砂煙の中、レイスはなんとか埋められずに済んだ。しかし、タグを見るとライフの残量が減っていた。よく見ると【DAMEGE400→LIFE2400】と表示されている。ダメージも表示されるとは流石に驚きだった。


「さて、いつまでも隠れているつもりなら、またこっちから行くぜ!」


 ケインは迷うことなく煙の中に突っ込んだ。そして程よい位置まで来ると、星牙を地面に突き刺し、再び雷を発生させる。黒い雷がバチバチと音を立てて起き、レイスの接近を阻む。本来であれば周囲にいる相手に雷を当てなくてはいけないのだが、あれからケインもかなりの修行を積んだ。敵が見えなくとも、攻撃範囲を広げていけばいつかは当たる。ただしその分消費される魔力も多いので、範囲を広げるのは味方のサポートがある場合に限られる。今回はレイスの居場所をあぶり出すだけでもいいので、そんなに広範囲に行う必要はない。


「ライトニングブラス!」


 足元に黒銀の魔法陣が浮かび上がり、瞬時に雷が広範囲へと及んでいく。しかしレイスにダメージを負わせた感じはしない。ふと何かが頭上から影を落とした。見ると、レイスが双頭刃を振り上げて落下してくる。


「おっと!」


 当然迎え撃とうとするケインだったが、星牙を頭上から下りてくるレイスに向けた瞬間、ビルの陰から小さな影が躍り出た。


「何っ!?」


 一気に距離を詰めてくるのは、間違いなくレイスだった。いったいどっちが本物なのか──などと迷うことはない。目を見れば、どちらが本物なのかすぐに気付いた。


「くっ!」


 直上から来たのは幻影のレイスだと確信し、ケインは急いで振り上げた星牙を下段へ持ってくる。それに少し遅れる形で、ビルの陰から躍り出たレイスが双頭刃を下からすくいあげるように振るってきた。果たしてケインの予想は的中し、彼の星牙はレイスの一閃を受け止めた。


「残念だったな。せっかく幻術魔法を使ったのに」

「寧ろこうでないと、失望してしまいます」

「口は減らないな!」


 ぐっと力を籠めるが、レイスも負けじと押し返す。互いに力を拮抗させ、その場から一歩も動かない。


(ならば……!)


 先に動き出したのはレイスだった。双頭刃の内の下側にある刃を押し、ケインを下段から襲撃する。ケインはすぐさま後退するが、レイスは先にケインの足元を狙って魔法を展開した。


「クリムゾン・シアー!」

《Crimson sheer.》


 ドンッと小規模の爆発が起き、ケインは回避できずに巻き込まれてしまう。ケインのタグにも、そのダメージとライフの残量が表示された。【DAMEGE500→LIFE2500】と確認できたが、どうやら咄嗟に防御をしたのが間に合ったらしい。


(大したダメージにもならない……やはり、手強いですね)

《青組センターガード、高町なのはより各員に通達!》


 ケインと対峙していると、なのはから全員への連絡が入った。見ると、彼女へ向かってアインハルトが駆けている。どうやら間もなく接敵するようだ。


《まもなく赤組フロントアタッカーのアインハルトちゃんと接敵します。
 射砲支援が止まりますから、ティアナとキャロの支援攻撃に要注意!》

「了解しました」


 モニターに映るなのはとアインハルトの攻防。最初はアインハルトの方が優勢だったが、やがてバインドで動きを固定されてしまう。


「アインハルト、そうじゃない。ノーヴェから教わったことを思い出せ」


 それを見守っているのは、ケインも同じだった。だがこちらのことも気にしているようで、逃げるのも攻撃に向かうのも難しそうだ。


「レイスは気にならないのか?」

「…ストラトスさん、間違いなく撃墜されますから」

「それまでの過程を見届ける気もないのかよ……」

「……えぇ。ありません!」


 双頭刃を振りかぶり、ケインへと迫る。振り下ろした一閃を躱されるが、構わずレイスは一気に下段まで振り下ろす。大地に突き刺さった下部の剣尖によって動きが封じられると思ったが、彼は思い切り双頭刃を振り上げ、再接近を試みたケインへと岩を切り飛ばした。


(周りにあるものを使っての戦闘に、幻術魔法……けど、駆使するって言うよりは1つ1つを丁寧に使う感じだな。
 まだ応用する程の魔力がないのか、はたまたそうするだけの力を見せる気がないのか……)


 ケインはなのはのようにレイスの戦いぶりを分析しながら戦いを続ける。しかしもし後者だとしたら、彼は自分の力をセーブしながら戦っていると言うことになる。それだけの実力がある──ケインはレイスの底知れぬ力量を見てみたい気がした。


《レイス》

「…ルーテシアさん?」

《アインハルトが下がったから、そろそろ例の作戦に移りたいんだけど……まだヴィヴィオが回復しきっていなくてね。少しの間でいいから、場をかき乱してくれるかな?》

「分かりました」

《レイスさん、すみませーん!》


 申し訳なさそうに手を合わせて謝っているヴィヴィオを見て、レイスは思わず笑った。


「謝罪は不要です。ヴィヴィオさんにはまだまだ頑張ってもらわないといけませんから。
 しかし……ルーテシアさん、ラーディッシュさんが見逃してくれそうもないですし、1つお願いしてもよろしいですか?」

《うん、任せなさい♪》

「痛み入ります」


 レイスはルーテシアとの通信を終えると、肉薄してきたケインと再び剣戟に興じる。何度か互いの得物をぶつけ合うと、ケインが強引に押してきた。次第に疲れが出てきたのか、レイスは足をもつれさせて仰向けに転倒してしまう。


「もらった!」


 その一瞬の隙に、ケインは星牙を振り上げてレイスへと大きなダメージを与えようとする。だが、その一閃は後転して躱されてしまった。置き去りにされたペイルライダーを不思議そうに見ていると、急にそれが爆ぜた。


「うおっ!?」


 レイスが得意なのは、どうやら幻術魔法だけでないようだ。巻き起こった爆発にライフを削られながらも、ケインは反撃に出た。


「アイススパイク!」


 刀身に氷を纏わせ、砂煙の中に浮かんだ人影に向かって星牙を思い切り突き出す。すると氷が大きな錐のようになって人影を──レイスを襲った。


「うわっ!」


 幻影だったらどうしようかと思ったが、どうやら見事に当たったようだ。だが、ケインが追撃に一歩踏み出そうと瞬間、足場が崩れた。そのまま瓦礫と共に下の階層へと落ちてしまう。


「ちくしょう……!」


 先程爆発したのは、ペイルライダー自体ではなくそれに似せた幻術だろう。素早く幻術を作り出すことに加え、もう1つ得意だった爆発魔法を目の当たりにして流石のケインもライフがかなり削られてしまった。


「残りは……1100か」


 かなりぎりぎりの残量だ。ライフが3ケタの状態で戦闘を続行するのはかなり危険なので、ここは冷静に戦うことに。だが、いつまで経ってもレイスが姿を現さない。


「どこに行ったんだ?」


 強襲されないよう、物陰に身を潜めてマップを開くと、何故かレイスの位置がここからノーヴェのところにあっという間に移動していた。やられた──そう思うと共に、いかにも自信ありげにドヤ顔を浮かべているであろうルーテシアの姿が想像できた。










◆──────────◆

:あとがき
いよいよ練習試合の開始となりました。レイスはなのは達と同じチームに所属し、ダブルセイバーを得物として戦います。

冒頭ではレイスが大人に対して警戒心をむき出しな理由が明らかとなりました。
ケインくんのように人を見る目がある相手には、余計に警戒してしまいますが、これも少しずつ改善していけたらと思います。

次回はレイスが目まぐるしく陸戦場を駆け抜けることになります。お楽しみに。

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あきゅろす。
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