HSH 03/自己紹介、しましょうか。/ティーンズ
ひとまずみんなで自己紹介をした。
白髪はアレン。16歳。
ボブの少女はリナリー。17歳。
黒髪の長髪はユウ。オレと同じ19歳。
なんだけどちょっと気になることが…
ユウって…
「神田って男ですか、女ですか?」
おっと、アレンが代弁してくれたさ。
「は?お前何言って…男に決まってんだろ!見てわかんねぇのかよ?」
見てわからないから聞いてるんだけどね。
でもさ、だったらなんで…
「じゃあなんで女子制服の着てるんですか?」
またまたアレンが代弁してくれたさ。
「っ!なんだよ、これ」
今気づいたのか神田は驚いて自分のはいているスカートを引っ張っている。
あぁ、短いんだからそんなことしちゃだめさ!
いや、男だけど…
うん、男だけどね。
「私も気になってたんだけどこの制服私が通ってた高校の制服じゃないのよね」
そういえばみんな同じ高校の物とおぼしき制服を着ている。
アレンとオレは学ランだがリナリーと何故か男のユウがセーラー服だ。
「この高校に通えってことですかね…」
「つかオレとユウは19だけどな」
「ふざけんじゃねーよ、なんで俺だけセーラーなんだよ!!」
めちゃくちゃ怒ってる神田以外は意外と落ち着いている。
まぁ、ユウ、似合ってるからいいんじゃない?
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