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Short-short
※卑怯とわかって
「ほら、ここが良いんでしょう?」
そうやって主の耳に羞恥を吹き込む
相変わらず罵声をあげながら抵抗を示す体を執拗に弄れば我慢し切れなかった喘ぎが耳朶をなぶる。
「んっ・・・やめ・・・ぁ・・」
覆いかぶさるようにして追い詰めていく行為はどこか獣を思わせ、それすら興奮材料にかわってゆく
「銜え込んで離さないのは貴方ですよ」
「るっさ・・・ぁっ・ああ・・っ・・・」
まだ素直にならない主
面白くない状態に手加減の箍が外れる。
ゆるく扱いていた中心に力をいれて先ほどよりもずっと早く腰を動かしみせると、手中のソレは欲を吐かずに主は身体を震わせた。
「もっ・・・やっ・ぁ・・・んっ・・」
一度イった身体は震えて中は蠢きながら私を締め付ける
「素直じゃないですねまったく」
そういいながら中心は握ったまま、主のいい場所を重点的に突く
「はっ・・・ぁ・・ん・・ぁあ・っ・やぁあ・ああ・・・」
隅々まで知っている身体は面白いくらいに反応を示して主はまた痙攣したように欲を出せずにイったようだった。
「勝手にイくなと言っているでしょう」
「うぁっ・・・」
強く中心を握って主を痛めつける
眉間にしわを寄せて苦しげに喘ぐ姿は言葉よりも全てを語る。
「れ・・ぁっん・・」
名前を呼ぶその唇を自分の唇で塞ぐと私はまた言いようのない背徳感を抱えながら主を抱き寄せた。


『卑怯とわかって』



お久しぶりの更新となります。
PC未だに帰ってきませんが気長にお付き合いいただければ幸いです


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